【鬼滅の刃】腐女子の私は、悶えていたら転生した。

3の腐 ページ5

まっ、鬼滅の刃に出会わせてくれたのは姉のおかげだし、真面目に感謝しなくちゃね！



だけどBのＬの鬼滅の刃も最高だし神作だから、オススメし続けるもんね！！！



信者を増やしたいのですよ！！！わたくしは！



そうこうしているうちに歩道の信号が青になった



また歩き出す



ここを通り過ぎて角を2つ進んだ所に家がある



自然に足が上がった気がした



交差点を通り1つ目の角を通り過ぎる



少しおんボロである自分の家の屋根が見える



よっしゃ！！あと少しで時炭見れる！！





そこでペースを上げたのが失敗だったのか…







昨夜の午後


○○県○○市で轢き逃げ事件が起きました




飲酒運転をしていたと見られる46歳の男性は


飛び出した高校3年生の女性を轢き、そのまま逃亡




女性は救急車が呼ばれた頃には心肺停止



男性は今も逃走中です


服装は＿＿＿＿＿





1人の子を失った家族のテレビでアナウンサーの乾いた声が家中に響いたのであった




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母“” こら！！A！！あんた受験生でしょ！！勉強しなさい！！“”





ふとその声が空っぽの頭に響いた




『＿＿ャ…ﾔﾀﾞｧｧｧｧｱ！！！！！』




そんな母から逃げようと身を乗り出す




同時にバッと開かれた目は辺りをハッキリと捉えた



私がいつもの如く(ごと)ダラダラして、いつもの如く叱られていた自分の部屋ではなかった



夢に出てきた母から逃げようと起こした上半身に、冷汗が重力に沿って流れてく



いきなりの事で肩で息をする私




『ﾊｧ………ﾊｧ…………ここどこ？』





冴えた脳は辺りを分析していく




木製の床と天井、私から少し距離があいた所にベッドが一定の区間で沢山置かれている




そしてそれらのベッドには誰もいない



いつの間にか力んでいた手を緩める



……私が通ってた病院に近い匂いがする



…てことはここは病院か





ん？



『……それならなんで病院に居るの？私』



しかもベッドの上だし




頭にハテナが浮かびながら、自分が着ている病衣に目を向ける



あれ？なんか違うね



赤いボタンなんて珍しい




あと冷汗やべぇな



そりゃあ、大学は行きたいけど受験勉強なんてしたくないじゃん



なんで病院に居るのかわかんないけど、母が見舞いに来たら寝たフリでもしようかな〜……なーんて



再び布団の中に潜ると、天井を眺めた

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