#9 ネコザメは量産した ページ12
ノックの音がした。
「ナーシェ、ラギーっス。教室迄一緒に行こー」
「あ、はーい!分かったラギー。ちょっと待って!!」
ばたばたと足音をさせてラギーの元に出た。
「おはよー、てかラギークラス何処?見るの忘れちゃってさ」
「えっ、見てなかったんスか!?ナーシェと同じA!1年間宜しく!」
「一緒なのか!宜しくね、ラギー!…あ、俺の友達も同じクラスだから、一応言っとくよ…って忘れ物した!!取ってくる!」
「初授業で忘れ物はヤバいっスよ〜」
ラギーはシシッと笑いながら取ってこい、と手を振っていた。急いで取りに戻る。因みに錬金術の授業だった、凄くタイムリーだ。
よし、あった。
忘れ物を取ってから直ぐに戻った。
「御免!昔から忘れ物多くて…」
「あっ…いや、大丈夫っス!」
一言謝ってから教室へ向かった。…フロイドは無事に教室に着いているだろうか。地味に心配しながら雑談をする。
「ナーシェは授業まで何してたっスか?」
「歩く練習だよぉ…軽くコケるくらいには歩けるようになって良かったわ…本気で…後は兎に角錬金術〜」
「ありゃ、お疲れー、何で錬金術?金欲しいんスか?オレは欲しいっスけど」
「えっ、と、(コケまくるし偶に色々ぶつけるから)回復薬を量産しててね〜、今も何個か持ってる〜」
「…そっ、それなら錬金術は得意になったんじゃ?」
「はは、得意になった〜、最初の方は(全然成功しなかったから)怪我が多かったけど(今は治るわ)」
「…気を付けないとだめじゃん、ナーシェ」
「御免って!!」
ラギーがお母さんに見えた。多分幻覚では無い筈。ラギー母さん此処に爆誕。皆の者、拍手である。アズールは過保護な母さんで、ラギーは母さん成分って感じなんだよなぁ…
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diva _ assassin(プロフ) - 文字化けぇ (2021年1月31日 9時) (レス) id: 031218a0d7 (このIDを非表示/違反報告)
月雫咲(プロフ) - 抹茶ラテさん» よしならラテちゃんで(((( (2020年7月30日 19時) (レス) id: df1f2d2406 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ(プロフ) - 月雫咲さん» よっしゃ任せな!!(敬語を使え)← 咲さん?……咲ちゃん!?!?← (2020年7月30日 19時) (レス) id: 30aac23090 (このIDを非表示/違反報告)
月雫咲(プロフ) - 抹茶ラテさん» お友達…オトモダチ(狂喜乱舞)やった(順応早い)ラテさん宜しくです!(少しずつ減っていく敬語) 私の事も様外して欲しいデス(癖) (2020年7月30日 19時) (レス) id: df1f2d2406 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶ラテ(プロフ) - 月雫咲さん» あ、ありがとうございます!!(泣)。様付けはいりません!呼びやすい呼び方で呼んで大丈夫ですし、敬語も外して頂いても構いませんよ!!お友達になりましょう!! (2020年7月30日 19時) (レス) id: 30aac23090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月雫咲 | 作成日時:2020年7月28日 23時