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47話* ページ47

ーーー


「それ知ってんで!!」



その声に振り替えると、声の主は坂田だったようで瞳を輝かせてキラキラとした笑顔をこちらに向けていた。犬かお前は。

というか、坂田が知ってるなんて意外だ。

いっつも自分の好きな音楽だとか、後はドン引きの小学生レベルの下ネタくらいしか頭にないと思ってたから、かなり意外である。



「……A、今めっちゃ失礼な事考えたやろ」



「え、えぇ?!な、何の事かなぁ〜!!」



「相変わらず噓吐くの下手すぎやろぉ〜!あほ過ぎ〜!」



「おいセンラ殺すぞお前」



相変わらずの様子でおどけるセンラにそこに落ちていた小さな石を投げると、本人は何でもないような顔で避け、口の端を上げてニヤリと笑った。

くそむかつく……!!

ムキになった私は問答無用で投げていくが、結局は全てひょいひょいと身軽な動作で避けられてしまった。

的がデカいのに当たらないってどういう事だよ。



「ちょ、あぶねー!!何やってんねんお前らァ!!」



「志麻せんぱーい、だってセンラがむかつくんだもーん」



「それは分かるけど、他の人に石当たったら危ないやろ!分かったら気ぃ付けや」



「待って志麻くん今の聞き捨てならなかったんやけど」



センラが何か言ってるけど、気にしていないらしい志麻先輩は「うるせーうるせー」と言いながら適当に受け流していた。さすがは先輩。

すると、私の隣にひょっこりと現れたうらたくんが「それで、あの……」と何やらごにょごにょしながら言ってきたので、私は一度止まって彼を見上げた。

止まった方が声も聞き取りやすいと思ったのだ。



「その、ジンクスなんですけど、イルミネーションの前で告白して結ばれた男女がその場でキスすると幸せになれるっていう……」



「え、凄い!そんなジンクスあったんだ!」



「せ、先輩はどう思いますか……?」



「え、私?んー……素敵だなぁって思うけど、私にはそんな相手居ないから無縁だなーって感じ。でもそういうの憧れるなぁ」



気づけば、4人の視線は私の方に向いていた。

え、どうしたの。

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ちょこ - とてもよかったです!それぞれと結ばれたあとのお話が欲しいです! (2019年8月17日 15時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
shiyu(プロフ) - ちゃちゃるさん» ありがとうございます! 更新頑張りますね! (2019年4月12日 18時) (レス) id: ca77629a28 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃる(プロフ) - めちゃくそ面白いです!!!!続き楽しみに待っています!!!!!!!!! (2019年4月7日 17時) (レス) id: f718a04fcb (このIDを非表示/違反報告)
シュリンク(プロフ) - スイ(さぶ)さん» そうなんです!ゲームと同じ設定にしたので若干呼び方や口調などに違和感等々あるかもしれませんがその場合は緩く目をつぶってくださると嬉しいです(汗)コメントありがとうございました! (2019年1月7日 22時) (レス) id: 7f0c200b78 (このIDを非表示/違反報告)
シュリンク(プロフ) - ゆずの実さん» ありがとうございます(汗)更新2人共々頑張りますのでこれからも作品にお付き合い頂けますと嬉しいです! (2019年1月7日 22時) (レス) id: 7f0c200b78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シュリンク&ハゲつるマン x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年12月22日 11時

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