八 ページ9
監査官「そうだったのか…！
なら話は早い、すぐに本丸へ案内してくれ。
今から本丸へ向かうところなんだろう？」
(一人)「は、はい！
あの、でも……」
口ごもる私に、監査官の人は不審そうにこちらを見る
監査官「…何か隠したいことでもあるのか」
(一人)「違います！！
実は…」
仕事で本丸へ帰れていないこと、
刀剣男士のみんなと、一度も顔を合わせたことが無いということ、
そして、
24時には完全就寝になっていることを、
監査官の人に伝える。
呆れられるんだろうなぁ、と思っていると、
監査官「なぜもっと早くに言わない……？！
それは君のせいではないだろう！
申請してくれれば、扶助だってこちらから出せただろうに…
とにかく、男士達が起きている間に、すぐ本丸へ帰って彼らに訳を話したほうがいい」
時刻は23時30分
死ぬほど頑張れば、なんとか間に合いそうだった。
(一人)「は、はい…！
っう、」
勢いよく歩き出した監査官の人の後ろをついていこうとした時
目の前の視界が歪む。
あぁ、ちゃんと寝なきゃだなぁ
せっかく、みんなに会えそうだったのになぁ
そんな後悔が思考に渦巻くなか、
銀髪の美青年が、私に向かって手を伸ばすのが、
歪んだ視界に残った。
山姥切長義「＿＿＿
主！！！」
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琴葵(プロフ) - 完結おめでとうございます！！！！面白くてイッキ見してしまいました。そして最終話で涙モノでした…！！続編の更新、心より応援しています！！どうかお体にお気をつけて！！！ (2019年12月26日 11時) (
レス) id: 35f7e92960 (このIDを非表示/違反報告)
にわ(プロフ) - やみつきドーナツさん» ありがとうございます〜！ちょっと変わった話にしようかな、って思ってたので、そう言ってくださるとめちゃくちゃ嬉しいです、、これからもよろしくお願いします！ (2019年12月18日 7時) (レス) id: dc9a723a5e (このIDを非表示/違反報告)
やみつきドーナツ(プロフ) - 凄いお話の設定が好きです！これからも更新頑張ってください！続き楽しみです！！ (2019年12月18日 1時) (レス) id: 944e7c1e1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にわ | 作成日時：2019年1月1日 18時
