鶴丸さんとお墓で出逢った。第二幕！！！【刀剣乱舞】

スリル満点 ページ12

(一人)「わっ……わわわわ！！？！

髭切！！！降ろし……わーーっ！！」

髭切「しーっ、静かに、」

私がわめいていると、髭切は私の口をモゴっと塞いだ。

鶴丸「髭切ィ！！おめー何してんだ！！！！」

髭切「僕はこれから主とふたりっきりでのんびりする予定あるから〜！」

鶴丸「だったら縁側でも充分だろ！！」

髭切「さぁ？？」

鶴丸「いかがわしい事でもすんだろ！！

この変態爺さんが！！！」

(一人)「爺さんってのは鶴さんも同じでしょ〜」

鶴丸「主、なんか言ったか」

(一人)「何もいってないっす」

髭切「曲がるよ、主、しっかり捕まって」

髭切はそういうと、

思いっきり膝を曲げてシャッと廊下の角をまがった。

鶴丸「おっ？」

鶴さんはそのスピードに追いつけず、完全に横転。

まもなく短刀達の遊びに付き合うことになった。

＊

in髭切の部屋

(一人)「髭切ー……」

髭切「ん？」

(一人)「お願いだから、あの……

離してくれ…………」

髭切は、私を足にはさんで、ギュッと抱きしめたまま離してくれない。

髭切「ねぇ、主」

彼は耳元で囁く。

(一人)「んっ…………な、なに…」

くすぐったい。

髭切「主は、鶴丸のこと、好きだよね」

(一人)「はぇ、……？

な、そんなこと……」

髭切「ほら、ね。

正直に、鶴丸に言った方がいいんじゃない？？」

(一人)「そ、の、前に……

耳元で、喋らないで……」

髭切「ふ〜ん、あのねぇ、主。」

髭切は耳元から離れたかと思うと、

私を畳へ押し倒し、またがった。

彼は私の手首を上で掴む。

そして、再び私の耳元で囁く。

髭切「……ねぇ、」

(一人)「……んっ…、やめ……」

髭切「そういうのが、駄目なんだってば


……今の俺は、もうただの獣だよ」

はぁｯ……と、荒れた呼吸を整えながら、

熱の篭った目で、髭切は私を見つめる。

今すぐにでも、噛みつきそうな体勢で。

(一人)「……髭切、落ち着こう、ね。

私なんて、襲ったって面白くないよ、

それに、ほら……きっと今だけで……


ﾋｬｯ！！」


必死に落ち着かせようとした瞬間、

彼は私の首に噛み付く。

今まで感じたことのない刺激に、思わず身震いする。

髭切「ｯほら…………ね、

君も同じだろう、」

やばい、これは……

どうしよう、と、目をつぶった時＿＿


鶴丸「見つけた…………ぞ…」

タイミングが、悪いのか、良いのか、

このあと、私は二人に喰らわれることになるとは、

予想もしていなかった。

真っ白？真っ黒？？→←髭切とあそぼう

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