逆ハーが八個目 ページ8
ア「…?どうかしました?」
『 いや…なんでもない。…ちょっとこっち見ないで…』
人はそんなことを言われると見たくなるものだ。
アキはAの言われたことを無視してAの方を見た
『 ちょ、ちょっと!見ないでって言ってるでしょ!』
Aは腕で顔を隠した
その時の2人は既にベットに上がりAは横になっている状態だった。
それによりアキがAの上におりAが下にいる状態だった
ア「Aさん、顔、見せてください」
と言ってアキはAの腕に触れた
『 アキ!…だめ、』
アキの力に負け、Aは顔を晒した
ア「Aさん、なんでそんな顔赤いんですか」
『 …う、うるさい。』
上を見上げると髪が垂れているアキと目が合うのでAがより赤くなってしまう
ア「……ねぇ、Aさん。
なんでもっと赤くなったんですか?」
『 ……アキが、…』
ア「俺が?」
アキはその次の言葉を待っているようにAを見つめた
『 …かっこ、よかったから……こっち見ないでってば』
ア「Aさん、……髪下ろした俺、好きですか?」
『 うっ………かっこよくて…好き…です。』
普段恥ずかしがることが少ないAにここぞというばかりにアキはAをいじめ抜いた
ア「そうですか…好き、ですか」
『 ……もう、アキの事嫌いになるよ』
ア「すみませんやりすぎました」
"嫌いになる"その言葉を聞いた瞬間アキは豹変した
『 …よし。ほら、もう寝るよ』
そう言ってAはアキと反対方向を向いて寝た
ア「そうですね。…おやすみなさい」
『 おやすみ』
_________________
窓の外から雀のチュンチュンという鳴き声が聞こえAは目覚めた
『 ん……』
今何時かを確認するために顔を上げたらそこにはアキの顔があった
『 …ん?』
段々感覚が冴えてくると何かに抱きしめられている感覚に気づいた。勿論、答えはアキだ
Aはアキと向き合って、アキに抱きしめられている状態なのだ
『 ……どうしてこうなった?』
朝からAが1人で困惑していると上の方から声が聞こえた
ア「…Aさんおきたんですね…おはようございます…」
アキは欠伸をしていてまだ眠そうだ
『 ちょっと待って、おはようございますじゃない。
……なにこの状態、』
ア「……あぁ、…すみません、つい」
『 つい、で済ますんじゃないよ…』
Aがアキの方を見ると当たり前だが、まだ髪を下ろしているアキが写った
784人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あらき - 続き待ってマース (2023年4月5日 1時) (レス) id: 9d8864b70f (このIDを非表示/違反報告)
アリア - はい‼️頑張ってください‼️ (2023年1月29日 20時) (レス) @page3 id: a3853a35e2 (このIDを非表示/違反報告)
コあら_(プロフ) - アリアさん» ありがとうございます!最近更新停止気味になってしまっているので頑張ります!! (2023年1月9日 22時) (レス) id: 5a8a442c40 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - はじめまして‼️文才が...すごいっ‼️更新無理せずに頑張ってくださいね‼️ (2023年1月6日 15時) (レス) @page2 id: a3853a35e2 (このIDを非表示/違反報告)
コあら_(プロフ) - 剃り残しさん» ありがとうございます!! (2022年11月22日 14時) (レス) id: 5a8a442c40 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コあら_ | 作成日時:2022年11月21日 0時