【戦国BASARA】半兵衛様のご命令とあらば。

手紙4 ページ22

豊臣秀吉様

今回の件、秀吉様が家康様と国をおさめると言わなければ、犠牲者はかなり出ていたでしょう。

世界に進出していくにつれ、家康様が言っていた絆も必要だと。

秀吉様ならそう思っていたはずです。

秀吉様は少し力づくでやろうとする所があるので今回はどうかな〜と思っていました。

それでも、信じてよかったと思います。

きっと城下の人達のことも考えたのでしょう。

秀吉様は怖いところがあるけど、その奥に優しさがある。

三成様達が尊敬するのも分かります。

これからもその優しさを大切にしてください。

秀「Aを見ているうちに優しさが滲み出たんだろうな…」

竹中半兵衛様

私の道を作ってくれたの半兵衛様でした。

あそこで半兵衛様が私を豊臣軍に誘ってくれていなければわたしは今も日ノ本のどこかをさまよっているでしょう。

半兵衛様からはたくさんのものをもらいました。

優しさも、温もりも…

私が持っていないものを全てくれましたね。

関節剣を貰った時、とても嬉しかったです。

半兵衛様と同じ件を使えることが。

気づかないうちに私はあなたにすごく惹かれていました。

あの時、勝手なことをしてごめんなさい。

でも、あなたを死なせたくなかった。

秀吉様、三成様、左近様、吉継様、豊臣軍全員から必要とされているあなたがいなくなったら豊臣軍は崩壊してしまう。

そう思ったんです。

これからも私は半兵衛様のために動き続けます。

半「A……」

最後に皆様へ

今回は本当にありがとうございました。

兵士の皆様には戦ってるふりをしてくださいと無茶なお願いをしてしまいました。

でも、その願いにのってくれてありがとうございます。

皆様のおかげで私が行くところ全て、人と人とが手を取り合って生きています。

喧嘩することもあると思います。

でも、どんな時でも手と手を取り合ってください。

そうすれば必ず強くなれるから…

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