【戦国BASARA】半兵衛様のご命令とあらば。

甲斐の忍 ページ14

何も書いていない時は夢主ちゃんsideです。

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佐助side


最近豊臣に新しく女が入ったらしい。


豊臣と同盟を組む前にどんな者なのか見てこいとのことだ。


噂によるとめちゃくちゃ強いらしい。


なんでも一瞬でその場にいた人を殺したとか…


楽しみだな




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…天井に気配。


複数ではなく、1人だろう。


あちらはまだ私が気づいているとは思ってないらしい。


コソコソされるのは好きじゃない。


A「どこの誰か知らないけど勝手に人の部屋に忍んで、さらに盗み見なんていい度胸じゃない？」


少し挑発的に相手が天井から降りてくるような言葉をかけた。


？「俺に気づくなんてあんた、ただもんじゃねぇな。」


そこに現れたのは迷彩柄の服を着たやつ。


A「そっちこそ、そんな服で忍ぶ気なんてあるの？」


これは本当のことだ。


？「ひどいこと言わないでよ〜。あんた、名前は？」


A「人に聞く前に自分から名乗るのが礼儀ってものなんじゃないですか？」


これを言うのも何回目だろうか。


礼儀ぐらい身につけてから来てほしい。


佐「俺は猿飛佐助。甲斐の忍さっ！」


甲斐…


A「武田信玄と真田幸村がいるところか。」


佐「おー。やっぱ知ってんだね。」


1度耳にしたことがあるぐらいだけど。


A「で、なんの用？まだここにいる気なら、ただじゃ済まないよ？」


こいつの上から目線のような態度にイライラしていたので殺気をかなり放った状態で言う。


佐「…ッ！？！？」


さすがにこの殺気には顔を歪めた。


佐「…今回は様子見に来ただけだ。だけど、今度あった時は手合わせしてもらうからね！」


私が返事をする前に猿は消える。


ん？なんで猿かって？


あいつは猿で充分だ。

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