【戦国BASARA】半兵衛様のご命令とあらば。

風邪 ページ12

それからまた時は立つ。


あれからというもの、特に進展はないまま日々を過ごしている


家康様は豊臣から離れ、絆の力で天下統一をするために力をつけていってる。


でも私は知っている。


家康様が本当は戦いたくないことを。


秀吉様と家康様が戦う日はそう遠くはない。


私はきっと2人を止めるだろう。


説得できるかはわからないが。


そして今は、その戦いに向けて雑賀衆に同盟の申し込みに来ている。


三「秀吉様と同盟を結べ。拒否は認めない」


A「すいません…」


孫「お前は誰だ？」


A「私はAと申します。」


孫「A、言っておくが我らのことを高く評価する者のみ同盟をする。」


A「もちろんです。」


もう少しで結べる。


その時だった。


家「孫市殿〜！！」


黒い物体に乗ってこちらへ向かってくる人が1人。


家康様だ。


家「三成にA！元気にしてたか？」


三「家…康…家康ゥゥゥ！！」


三成様は家康様が豊臣を離れてからはずっとこうだ。


A「はい。元気でしたよ。」


孫「石田。悪いが私達は徳川と同盟を結んでいる。」


三「ならばここで同盟を破棄しろ！しないのであれば斬滅する！」


A「三成様、ここは帰りましょう。孫市様、お話を聞いてくださりありがとうございました。それでは失礼いたします。」









三「秀吉様と半兵衛様には私から伝えておく。Aは休め。」


最近疲れが出てきているのか半兵衛様のご命令を全くこなせていない。


この前だって、私が後ろから切りつけられそうになったところを吉継様に助けてもらった。


私、半兵衛様の役に立ててるのかな…


私の嫌なところはすぐに気を病んでしまうことだ。


直したいとは思っているのだが、全く直らない。


半「A？どうしたんだい？」


A「…！？いえ、なんでもないです…」


最悪だ。半兵衛様に気を使わせるなんて。


A「それでは失礼します。」


そういった途端に崩れゆく自分の体。


最後に聞いたのは半兵衛様が私の名前を呼ぶ声だった。



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風邪ネタですよ。

病みませんよ。

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