【戦国BASARA】半兵衛様のご命令とあらば。

出会い ページ2

夜は乱世


数々の武将が戦い、天下統一を目指す。


その中でも名を轟かせていたのが豊臣軍。


今日もまた戦が始まっていた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

半「今日もまた天下統一に1歩近づくね、秀吉」


秀「そうだな…」


豊臣秀吉とその右腕、軍師の竹中半兵衛は今日もまた戦に応じていた。


と言っても、2人は見ているだけ。


戦っているのは豊臣の兵士達だ。


だがそこへ、どちらの軍でもない少女が一人佇んでいた


A「…」


豊臣軍兵士「次はもっと強いやつに生まれてくるんだなっ！！」


その少女に1人の兵士が襲いかかる


兵士は勝ちを確信した。


だが…


ｶｷｨｨｨﾝ


豊臣軍兵士「…え？」


切られたのは兵士の方だった


豊臣軍兵士達「なんだこいつっ！」


A「…」


豊臣軍兵士「なにか喋れよっ！」


また1人、少女に襲いかかる


だが、その少女はまたもや兵士を切る


1歩も動かずに。


豊臣軍兵士「っ…みなで襲いかかれー！！！」


豊臣軍兵士達「うおぉぉぉ！！！」


今度はその少女に数十人もよ兵士が一気に襲いかかる。


今度こそ兵士達は勝ちを確信した


だが、その少女はたった一瞬でその兵士達を倒した。


もちろん1歩も動かずに。


ﾄﾞｻｯ


豊臣軍兵士「ひっ…」


近くにいた1人の兵士が小さく悲鳴をあげる


その兵士は尻もちをつき後ずさりするが少女は容赦しない。


刀を振り上げる。


A「哀れな…」


その少女は言った。


その声はいとも簡単に人を殺すとは思えないほど


とても綺麗な声だった。

出会い2→←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す