演技派少女Part7【イナクロ】

12人目 ページ10

大「9の力
野獣の獰猛さと、賢者の頭脳を持つファンタジックリベロ
10の力
絶対的な勇気と揺るぎない実行力で味方にする、キングオブMF。
11の力
灼熱の熱風と激震する雷鳴後からで、全てを貫くオールラウンダープレイヤー」




天「これが最強の11人…？！」



大「…いや、あと一人、ぜったいに欠かせない者がいる」



天「でもサッカーは11人でやるものじゃ…」



大「いいから黙って聞いておれ。」




最後の1人…というものに引き寄せられ、私は聞く姿勢をさっきよりも正した。




大「…最後の一人は…12の力は、相手をも惹き付け味方にし、優れた知性で全てをコントロールするもの。
そして、この12の力のバランスの取れる最強のプレイヤーだ。


これがわしの考えた、史上最強イレブンの条件だ。」



12の力なのにイレブン…？




『おじい様、なぜ12の力なのにイレブンなのですか？』



大「それは…まあサッカーは11人でプレイするものじゃからの！だが、忘れては行けないぞ？
プレイするのは11人だが、その周りにはたくさんの助けてくれる仲間がおるってことを！」



『…はい！』



なんだかやっぱり円堂監督みたいだな…と思いつつ、私はみんなの方に向き直った。



ワ「内容そのものが暗号のようだ…。」




フ「どんな選手なのか、想像もつかない…。」



神「それでもやるしかないんだ！その12人に当てはまる選手を見つけ出すんだ！



天「でも…何を手掛かりに探せばいいんですか？」


大「そうだなぁ…。１の力に当てはまる人物は…例えば…
そう！信長だ！織田信長ならピッタリだ！」





「「「…へ？」」」



皆は、間抜けな声を漏らす。





天「織田信長って…戦国時代の？」



水「それサッカー選手じゃないだろ！」



…たしかに。



だいいち、織田信長はもう死んでいる。



さすがに頭が悪い私でもそれくらいは分かる。



大「いや、信長の能力をサッカーに注ぎ込めば、
最強の司令塔になる！」



神「そうか…信長は大胆かつ狡猾な戦略を用いた最強の武将だ。」




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作者から


みなさま！早めになりましたが、望月Aちゃんとミキシマックスする偉人が決まりました！



クレオパトラ様に決定しました！



リクエストしてくださった皆様、本当にありがとうございました！


本当にどの偉人も、魅力的すぎてテスト期間中に悩みました…。

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