117.公開処刑 ページ20
ヒ「んー、じゃあ、これとこれと…
髪は自分で出来るよね?」
『は、はい…』
あまりにもテキパキした動きに、私は椅子に座って呆然と見ていた。
ヒ「はい、これ持って着替えてきて?
俺はみんなといるから」
『了解です』
私は秋ちゃん達の方に合流した。
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秋「みんな?用意はできたー?」
立「わぁ…!!素敵です!」
栗「綺麗でやんす!」
音「ちょっと…そんなにジロジロ見ないでくださいよ〜!」
綱「へえ!思ったより似合ってんじゃんか!」
「「「え、思ったより?」」」
津「あっ、悪ぃ悪ぃ!!ついつい、思ったこと言っちまってよ!!」
鬼「…フォローになってないぞ」
下からは、みんなのそんな声が聞こえる。
……こんな格好で、皆さんの前に出ろと言うのですか?
先程は一瞬、ヒロトが神様に見えましたが…今は鬼に見えます。
公開処刑もいい所ですよ…?!
私は上の階から、みんながいなくなるタイミングを見計らっていた。
秋「あれ?Aちゃんは?」
私はいません。
いないことにしてください、はい。
私は心の中でそう祈っていたが、その祈りは叶うことは無かった。
冬「Aさんなら、上の階にいるよ?着替え終わっていたと思うけど…」
音「あ!私呼んできます!!」
『…』
そして間もなくして、音無さんが私の前に来た。
音「もー、A先輩?まだここにいたんですか?行きましょう!みんな待ってますよ!」
『お、お、音無さん?心の準備が…』
音「なんの心の準備ですか…ほら行きますよ?」
音無さんは私の腕を引っ張って下の階に連れていった。
『…』
私は俯いたまま階段を降りる。
秋「あっ、Aちゃん…やっときた!」
その声に、みんながこちらを注目したのがわかった。
あぁ…もう日本に帰してください。
私は様子を伺うようにして、顔を少しあげた。
ヒ「…やっぱり似合ってる」
ヒロトは携帯を片手にこちらに歩いてきた。
『………どこが。こういう服着るの、ほんとに恥ずかしいんですよ…』
立「ほ、ほんとにAさんですか?!」
『は、はい…』
風「いつもと雰囲気変わるな…綺麗だぞ!」
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ひかり(プロフ) - 桜さん» どうしましたか?(笑)いえいえです...? (2019年8月31日 20時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 吹雪咲彩さん» わかりました!ありがとうございます! (2019年8月31日 20時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ありがとうこざいます。急ですみません。← (2019年8月31日 19時) (レス) id: 503371ab34 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪咲彩 - ひかりさん» はい、是非!参加申請の仕方は、小説最強イレブン、集めようぜ?と検索をして、作品のURLを参加したい作品アドレスという所に打ち込んだら参加申請出来ますので!因みに、最後に確認をする為、作品のパスワードが必要になります! (2019年8月31日 11時) (レス) id: 25540ad365 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 吹雪咲彩さん» 基本DFです!参加させて頂いてもよろしいでしょうか?? (2019年8月30日 18時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひかり | 作成日時:2019年8月25日 16時