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存在価値ー154ー ページ14

白雪Aside



吹雪君の重心が後ろに傾いたかと思うと、


彼はそのまま倒れた。




『…っ、吹雪君!!』




私はベンチにいるのにも関わらず、気が付けば吹雪くんの所に走っていた。




吹雪君の方を揺するが、反応を見せない。





『吹雪…君、大丈夫、大丈夫。

君は必要だよ、ちゃんと…だから…』





言葉が上手くまとまらない。





それに、やっぱり私の声は彼には届かない。





瞳「選手交代…!白雪さん、いけるわね?!」




『は、はい…!』




私は吹雪君に変わって、FWに入った。



吹雪君…


私には貴方を救えない。



だけど…細い、細い蜘蛛の糸みたいに頼りないけど



君に声をかけることは出来る。




だからどうか…お願い。




いつか、その日が来たら…1度でいいから、私の声を聞いて欲しい。







そして試合が再開された。






デ「私を楽しませてくれるやつが…他にいればいいがなぁ」





大丈夫、FWの特訓なら、ヒロトとGKの特訓をする前に毎日やってる。



「ドール・マジック」よりも強いシュート技だって作り出した。




…それを、見せつけるんだ。




「私でもやれるんだ」ってところを。






壁「ザ・ウォール!」


塔「ザ・タワー!!」





惜しくも2人の必殺技が破られる。





まずいな…





私はDFの方へ走る。






『…っ、ホワイト…マジック!!』




私はボールを奪った。




円「A、いつの間に…!!」




鬼「FWのポジションから、DFのところまで戻ってきた…だと?!

そんな動き今まで…!」





見せていなかった、とでもいいたそうな鬼道さん。



少しでも吹雪君の支えになりたかった。



このチームに、私がいる間だけでも。




だから、死ぬ物狂いで特訓した。




そして、第1の理由は…ヒロトや玲名に、この力を見せたかったから…!!




『リカさん!!』



私は空中でリカさんにパスを出す。


…が、止められる。



リ「ご、ごめんA!」



『いえ、今のは私のパスのスピードが遅かったです…!すいませんでした!』




私は地面に着地して、またボールを追いかけた。




「ガニメデプロトン…!!!」




だが間に合わず、シュートを放たれてしまう。




円「正義の鉄拳!!」



円堂君がゴールを守ってくれたおかげで、失点を免れる。




『木暮さん、パスしてください!!』

未完成ー155ー→←救いたいけどー153ー



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ひかり(プロフ) - (名前)ちかさん» わかりました!考えさせて欲しいです...!コメントありがとうございました!! (2019年8月15日 19時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ちか(プロフ) - 正直な話私個人としては、イナクロが1番好きです。 出来ればやって欲しいです。 (2019年8月15日 18時) (レス) id: 66e4d7a348 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - (名前)ちかさん» イナクロは、迷ってます...。コメントありがとうございました! (2019年8月15日 16時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ちか(プロフ) - 世界編の後はイナGoがいいです。 質問なんですがイナクロ(イナズマイレブンクロノストーン)はやらないんですか? (2019年8月15日 13時) (レス) id: 66e4d7a348 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - 御幣島愛笑さん» わかりました!コメントありがとうございます!! (2019年8月15日 1時) (レス) id: c753592d54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかり | 作成日時:2019年8月13日 17時

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