検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:54,088 hit

232話 ページ32

小学校の卒業式


2人とも大学までエスカレーターの中学校に受験合格


その新しい制服に身を包んで望んだ卒業式


卒業生代表として答辞をした紅音


卒業合唱のピアノを弾いた音葉


2人とも大役を努めてお疲れの様子



小学校を出て今は家族である場所に向かっている



『2人とも卒業かー。中学校楽しみ?』


音「うん!」


紅「部活、何しようか迷ってる」


ま「ゆっくり考えたらいいよ」


『音葉は好きな人とかできちゃうかもね〜』


ま「なっ」


音「私、好きな人いるよ?」


『え!?だれだれ??』


音「んーっとねーそらるさん」


ま「はぁぁぁ!?だめ、音葉パパが許さないよ

あの人40代だよ?それに色々危ないし…ブツブツ」


『なに本気にしてるの…』


音「もーママ気づくの早すぎ!


…そらるさんは普通に好きだけど、



1番はパパ!!」


『お?ママに宣戦布告?

パパだけは音葉にだってあげないよ』


紅「音葉…ママ達をからかうのやめてあげて…」



ま「もう…ほら、あとはこの階段を登るだけだよ」



音「この上がパパとママの思い出の場所なの?


よーし!紅音、上まで競走!よーいドン!!」


『転ばないようにねー』


ま「この階段昔以上に登るのきつくなってる…」


『私達が歳をとった証拠だよ…』


そして頂上


ま「ねぇA、キスしていい?」


『どーぞ』


ま「Aは今、幸せ?」


『幸せ以外の言葉が出てこないくらい幸せだよ』


ま「僕もすごく幸せ

これからも僕の隣でずっと笑っててくれますか?」


『それは真冬の隣だからこそできることなのでこれからもずっとそばにいさせてください』


ま「A、大好き」



彼はいつだって私を助けてくれた



寂しさを、苦しさを消してくれた




愛情を注いでくれた



生きる意味を教えてくれた



今の私がいるのは彼のおかげ



過去の私に言いたい


「大丈夫、あなたは幸せになれるよ」って


男の人が怖かった


そんな時貴方に出会い、救われた


男性恐怖症の私が初めて恋をした



そして、幸せを知った_


END

作者から→←231話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (109 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
753人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , まふまふ , 病み
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

優涼@yudu_ao_mihu@お休み中(プロフ) - とても面白かったです!ぜひぜひ、新作を(( (2020年7月2日 20時) (レス) id: 06bd58bb6a (このIDを非表示/違反報告)
リンゴノカバヤキ(プロフ) - 完結お疲れ様でした、この話大好きです (2018年6月21日 22時) (レス) id: 27b064b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠莉(プロフ) - 長い期間お疲れ様でした!本当に素敵なハッピーエンドでよかったです!!改めて完結おめでとうございます! (2018年6月20日 14時) (レス) id: 83f182eb50 (このIDを非表示/違反報告)
碧葉 - 歌い手小説の中で1番好きな作品です!ずっとドキドキでした!リアルにありそうなストーリーの進み方で読みやすかったです。他の小説でも頑張って下さい! (2018年6月16日 13時) (レス) id: 8044ae72c9 (このIDを非表示/違反報告)
まふファン(プロフ) - 完結おめでとうございます!!私は最初から見てなかったのですが、本当に感動しました!私は男性恐怖症ではないのですが、もし男性恐怖症だったらこんな風に大変なんだろうなぁと初めてよく考えることが出来ました!本当に1年間ありがとうございました! (2018年6月15日 23時) (レス) id: b58560e48f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クリーム | 作成日時:2018年3月31日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。