Episode43 贖罪 ページ44
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フロイド「何がそんなスゲーの?」
レオナ「コイツが世界でご活躍中の著名な教授共ですら解読できない古代文字を読める存在だからスゲーんだよ」
フロイド「……Aって、ンなに稀少な存在だったわけ」
マレウス「こういう血族はいるのだ。確認されているだけでは5つの血族しかいないが、"一般の者が読むことを許されない文字"を生まれながらに読むことが出来る者たち」
レオナ「どの国の政府も、その血族たちに厚遇してる。得体の知れない力を持ってる分、何されるか分からねぇからな」
『……俺の血族はそういうの公表しなかった。だから、バレたのは"学園長"が初めてだったし、まぁ……その?バラしたのも初だなァ』
てか、コイツらよく知ってるな。
そういう血族の話なんて……魔法使えない奴らは知らないし。ましてや、魔法使える奴だって、普通に生きてて知ることもないはず。
だから何が言いてェかっていうと、今目を丸くしてるフロイドとジェイドの反応が普通ってわけだ。
王族であるキングスカラー家とドラコニア家が、知識として持ってるのは理解出来る。
で、いちばん疑問なのは……アズールがこの事を知ってるってことだ。
『((´・-・`)ジッ…)』
アズール「な、なんですか。A」
『……お前のこと、初めて敵に回すと面倒臭いって思ったワ。よく勉強してんのな』
アズール「まぁ。その……いざという時、"弱み"を……ゴホン、、」
『よわ、は?』
アズール「あ"ぁ!!!気にしていないで早くポセイドンの槍を呼び出してください!!!」
フロイド「アハッ、アズール焦ってておもしれ〜」
ジェイド「仲直りですね」
アズール「はぁ!?決して僕は仲直りなんて!」
レオナ「お喋りはそのへんにしろ。爆発の時間は待ってくれねぇからな」
ジェイド「ええ。僕たちの……賢者の島に暮らす方々の命がかかってますから。A、お願いします」
マレウス「………A、お前は本当にそれでッ」
『よし、始めるか!』
マレウスが余計なことを言いそうになった。
お前は、この魔法を使う時の代償を知ってるんだよな?だって、ドラコニア家も"そういう血族"だ。
でも、そんなこと心配したって解決しねェから。
『マレウス、ほんと大丈夫なんだ』
マレウス「………」
俺は英雄じゃない
これは、せめてもの償い──────────
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かれーらいす(プロフ) - 憂さん» ありがとうございます! (8月11日 3時) (レス) id: 5ca5f702d5 (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - とっても面白いです!!すごい速さで読み進めてしまいました笑 お話の続きが気になりすぎます!!お身体などにお気をつけて無理の無い程度に更新頑張ってください!!続きを楽しみに待ってます!!( *´꒳`* ) (6月14日 3時) (レス) id: 9c386c62ed (このIDを非表示/違反報告)
かれーらいす(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます!!お話を面白い方向に持っていけているか不安だったのですが、檸檬さんのコメントを読ませていただいてとても嬉しく思いました*ˊᵕˋ*これからも宜しくお願いいたします。 (2023年2月7日 21時) (レス) @page29 id: 75feb1bede (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - すごく面白かったです!!男主くん………すっごい好みです……性格もプロフィールも全部好みなんです!初めて読ませていただいたときからハマってしまいました!お体に気をつけて更新頑張ってください!応援してます(*^^*) (2023年2月7日 19時) (レス) @page29 id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
かれーらいす(プロフ) - 零さん» 励みになるお言葉ありがとうございます!更新遅れないように努めます! (2023年1月28日 21時) (レス) id: 75feb1bede (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かれーらいす | 作成日時:2022年6月19日 17時