【ツイステ】オクタヴィネルの元寮長

Episode15 "Friendship" ページ16

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『恐れてねェよ！芸能人に会った感覚つーの？助けてくれてありがとなァ』



マレウス ｢芸能人？｣



『アンタのこと、本で何度か読んでた。数十年前の写真と変わんないな。妖精は年取らないってホント？』



マレウス ｢………フフ、ハハッ｣





え、なんだ。どっかにウケる要素あった？





マレウス ｢対価、考えたぞ｣



『無茶な頼みはナシで』



マレウス ｢分かっている。よし………僕の"友"になれ｣






※※※






レオナ ｢借り、思い出したか｣



『あ、違う考え事してたんで』



レオナ ｢はぁ………｣



『っーか、帰ってもいい？』



リドル ｢学園長も慌てているのでしょう。待つべきでは？｣



『お堅い坊ちゃんだな。よく見ろ、他の寮長は帰ってんじゃん。スカラビア寮長、あとは頼みましたァ』





ガチャン





スカラ ｢行っちゃったなー｣



リドル ｢(オクタヴィネル寮長。傲慢な人のようだ)｣






※※※






♪Out of the sea(海の外の世界




「なんであのボッチと仲良くしてんの?」




♪What would I pay To spend a day Warm on the sand?(何を支払えば1日中、温かい砂の上で過ごせる?




エリ「面白いから」




「どこが?」




Betcha on land They understand(陸では分かってくれるはず




エリ「優しくしてくれたやつを簡単に信頼してるから、意外と懐けやすい」




Wait … What's the word?(待ってくれ、なんて言ったんだ?




エリ「俺がアイツと友達なんて言うな」




「仲良さそうにしてたから」




エリ「孤立させてたかったんだよ」




「助けてなかったっけ」




エリ「そうだな………破滅も幸せも、俺がアイツに与えられるように仕向けてる」




alright(理解したよ




エリ「アイツと仲良くしようとしてた奴らに、ユニーク魔法をかけたんだぜ。これ以上、俺のモノに近づくなって」




「へー、なんのために?」




I want to know(もっと知りたい




エリ「よくありふれた感情のせいなんだぜ。俺はさ、アイツのことを──────」








"好きになっちまった"








That's your love(それがお前の愛ってわけだ

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