Episode12 彼らの秘密 ページ13
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レオナ ｢で、次に仕掛けてきたらどうするつもりだ。そのせっかちな頭で行き当たりばったりか？｣
『何が言いたいんです？』
レオナ ｢復讐したいってなら、いつでも手を貸してやる。って助言だ｣
『……それ、俺のためではなく。ご自身のためでしょ』
レオナ ｢言葉通り受け取れ、チビ｣
『チビ!?』
この王子サマが、俺を"チビ"と呼ぶのはいつぶりだろう。やっぱり何度呼ばれてもムカつくな……。
『あのなぁ！？身長は一応、178cm！』
レオナ ｢んなことより、そんなに俺の言うことを聞くのが嫌なら……あの時の"借り"を返す形でいうことを聞け｣
『え。先輩に………俺、借りなんてあります？』
レオナ ｢ハッ、とぼけんのか？｣
『………………それ、もしかして去年の』
クソ王子は、優雅に微笑んだ。
こういう笑顔だけは、すっげーサマになってやがんの。
俺とレオナ先輩は、同じ日のことを思い出しているはずだ。俺が��借り��を作ることになった
あの時の事件を──────────
リドル ｢借りとはなんです？｣
『お前には関係ないから教えない』
レオナ ｢教えてやれよ｣
『頭沸いてんのか！』
スカラ ｢その話、面白そうだなぁ｣
『他言するなって学園長から厳しく指導されてる。話したらここにいる全員、仲良く退学処分を食らうんだぞ。つまり、道連れだ。分かって言ってんのか？』
スカラ ｢そんなにやべーのか！？｣
レオナ ｢あぁ。外部に知られれば……この学園の信頼を地の底へ落としかねないほどにな｣
※※※
今からするのは、少し前の過去の話だ。
Aが入学してまもない頃、オクタヴィネル寮長の役目は、もちろん別の人物が果たしていた。
その人物は、誰もが��敬服し、愛し、憧れる"
そんな存在だった。
けれどある日
すべては終わり、始まった。
偉大なオクタヴィネル寮長は
学園に現れたAに心奪われ、依存してしまい……終いには、自分だけのものにしたいと考えたのだ。
『誰だ、お前?』
「………………お前が��シャチ��か」
『っ、いきなりくっつくんじゃねェ!」
「ハハッ!いーじゃん、友達になろーぜ!」
『おぃいッツ!!!話聞きやがれ!!』
Episode13 "PSYCHOPATH"→←Episode11 負け犬が吠えんな
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かれーらいす(プロフ) - 憂さん» ありがとうございます！ (8月11日 3時) (
レス) id: 5ca5f702d5 (このIDを非表示/違反報告)
憂(プロフ) - とっても面白いです!!すごい速さで読み進めてしまいました笑 お話の続きが気になりすぎます!!お身体などにお気をつけて無理の無い程度に更新頑張ってください!!続きを楽しみに待ってます!!( *´꒳`* ) (6月14日 3時) (レス) id: 9c386c62ed (このIDを非表示/違反報告)
かれーらいす(プロフ) - 檸檬さん» ありがとうございます!!お話を面白い方向に持っていけているか不安だったのですが、檸檬さんのコメントを読ませていただいてとても嬉しく思いました*ˊᵕˋ*これからも宜しくお願いいたします。 (2023年2月7日 21時) (レス) @page29 id: 75feb1bede (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - すごく面白かったです！！男主くん………すっごい好みです……性格もプロフィールも全部好みなんです！初めて読ませていただいたときからハマってしまいました！お体に気をつけて更新頑張ってください！応援してます(*^^*) (2023年2月7日 19時) (レス) @page29 id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
かれーらいす(プロフ) - 零さん» 励みになるお言葉ありがとうございます！更新遅れないように努めます！ (2023年1月28日 21時) (レス) id: 75feb1bede (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かれーらいす | 作成日時：2022年6月19日 17時
