絶対音感は知っている (ページ12)

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No.１１ページ12

黒木side

ーーガチャ

若「おー、黒木」

黒「やぁ、若武アーヤと小塚がまだみたいだね」

上「あぁ」

ーー5分後

小「遅れてごめん」

彩「ごめん！」

美「ううん、時間ピッタリ」

若「よし！全員揃ったな!、それじゃあ黒木、彼女の分かってる事を発表してくれ」

黒「いいよ、彼女の名前は月影凛音、月影グループの時期後継者た」

上「やっぱりか、」

彩「上杉くん、凛音さんの事知ってるの？」

上「いや、昨日帰ってパソコンで調べると出てきたから」

美「月影グループって世界トップの財閥だよね？」

黒「あぁ、医療、芸能、本、IT、教育、食、ホテルなどなど、幅広い。」

美「しかも、月影グループは、世界中に家がある。」

上「だが、暗黙がある。それが家族関係だ。月影グループのトップである、月影凜人、その妻の月影凜華、ここまでは、ネットにも載っている」

美「そう、暗黙なのは、子供だ。男か女かもわからない、何歳なのかもね、お屋敷の奥深くで、大切に育てられた、通称【日の光の妖精】ってあだ名がある程」

黒「さすがだね、そう、【日の光の妖精】それが凛音さ。」

若「スゲェな、でも、なんでそんなに大切にされるんだ？」

黒「狙われているからさ、色々な悪党に」

彩「かわいそう…小さい頃から狙われるなんて」

黒「うん…それで、彼女情報だけど、写真見たよね」

小「うん、月のバレッタ、真っ黒な黒髪、綺麗な瞳」

黒「そう、そして、彼女からは、必ず金木犀の香りがする」

美「金木犀か」

小「なんで？」

黒「さぁ、そこは聞いていない」

彩「他にはある？」

黒「…だけかな？」

若「アーヤ、まとめられたか？」

彩「うん！」

若「読んでくれ」

彩「ｺﾎﾝ
　ーー【日の光の妖精事件】ーー
　名前は月影凛音さん
　
　分かってる事は、

　月影グループのご令嬢
　金木犀の香りがする
　真っ黒な黒髪
　金色の月のバレッタ
　綺麗な青の入った瞳
　黒木くんの幼馴染み

　現在、どこにいるかは不明
ーーーー
以上です」

若「謎がまだ多いな」

美「そういえば、黒木は、どうやって妖精にあったの？」

若「確かに、誰も知らないのに」

黒「…あれは、確か俺が小4の頃」

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次から黒木くんの過去です。

と、いきたいのですが…