１８９話 ページ48
八戒
「そ、それは…」
『敵の現状もわからない今、飛び出すのは得策じゃない。
行くなら荒雅連れて東卍メンバーの保護をしたほうがいい。』
荒雅
「は！？お前っ」
『黒龍との一件、東卍の力を借りなきゃ今の私達はいない。
礼は返すべきだろうよ荒雅。
それに、今回は東卍を潰すような悪意が強すぎる。
縮小した東卍の数をわかった上での幹部襲撃だとしたら
単独行動を控えたほうがいいわけだ。
お前も副隊長だろ、襲撃対象だとしたら平隊員連れて
やられて士気を下げるより荒雅に守られながら
三ツ谷の保護に向かったほうがいいはずだ。』
荒雅
「お前はどうするんだよ！その為に八戒が来たんだろ！？」
『……私も一緒に行く。
推測の中で私の家が割れてる可能性が出てきた。』
荒雅
「ここが？………ああ、クソ
お前の推測が外れることあんまねぇしな………」
八戒
「でも、Aさんも狙われてるかもしれないんじゃ…」
『鷹のとこに行こう、一時的に匿ってくれるはず。』
荒雅
「鷹か……でも単車使えねえしな……
裏ルート回るか、八戒ちゃんとついてこいよ」
八戒
「へ？裏ルート？」
『八戒デカいからなぁ、通れるかな』
荒雅
「まあ行ってみりゃ分かんだろ。
ダメだったらもうそのまま行く」
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八戒
「ハァ……ッ………ハァ……」ｾﾞｪｾﾞｪ…
『ちゃんとこれたな、ちょっと訛ってたわ自分』
荒雅
「初めてでついてこれたら充分だろ
スタミナ保ったし。さすが中坊だな」
八戒
「じ、じぬがとおもっだ……っ！！」
ビルの隙間を通り、塀の上を走り抜け色々あって
あっと言う間に鷹のお店の付近まで到着した。
通りに出る一歩手前で八戒が息を切らし始めたので
整える時間と周りの状況確認の為立ち止まった。
『……案外不良がいるけど赤い特攻服は見当たらないな』
荒雅
「じゃあここで分かれても大丈夫そうだな。
お前絶対鷹のとこで大人しくしてろよ！」
『わかってるよ……流石に下手に動けないし』
荒雅
「よし、行くぞ八戒。
こっからは比較的広いとこ通るからよ」
八戒
「も、もう、どこでも、いいよ……
早くタカちゃんのとこに行かなきゃ」
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琉生(プロフ) - 月奏星さん» コメントありがとうございます！設定確認してきました、改善できましたでしょうか… (6月21日 22時) (
レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
月奏星(プロフ) - あの、1番最初から見たいんですけど見れなくて、 (6月21日 17時) (レス) id: a13783a9b2 (このIDを非表示/違反報告)
琉生(プロフ) - 未雪姫さん» コメントありがとうございます！今自分で考えては泣いて考えまくってるのでどうか後ゆっくりお待ちください…！ (6月18日 21時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
未雪姫 - 過去が重すぎて泣いたんですが‥‥しっかりハピエンにしてください！ (6月11日 19時) (レス) @page28 id: 2caf6a868c (このIDを非表示/違反報告)
琉生(プロフ) - エマさん» コメントありがとうございます！ご指摘ありがとうございます！訂正いたします.ˬ.)) (2023年1月29日 11時) (レス) id: 482cbf92f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琉生 | 作成日時：2022年7月18日 22時
