VOLUME ６ ページ8
入って来たのは目出し帽を被った男。そして目と口を塞がれて手を縛られた女性。
｢そーか、両手縛られてたらパンツ降ろせねぇな。
しょーがねぇーなぁ♡」
直後にゴッと響く鈍い音。少年は個室から出るとそれを追うように歩美ちゃん達は後ろから覗いた。
ｺﾅﾝ「さすが現役FBI捜査官、やるねぇ」
さっきのFBI捜査官か。それより気になるのは、何故この子がそれを知ってるのかということ。関係性が気になるとこね。
ｼﾞｮﾃﾞｨ「き、君達どうして!?｣
ｺﾅﾝ「元太が腹こわしてたら･･･」
歩美「ドーンって大きな音がして！」
光彦「トイレの中に瑞希さんと隠れていたんです！」
ｼﾞｮﾃﾞｨ「瑞希さん？」
存在を知られたくなかったが、出ていかない訳にはいかない。個室から出て、FBIの前に姿を現すと腕を組んで目を細めた。
貴「アメリカ連邦捜査局、FBI捜査官ですか。なぜFBIが日本に？オシント以外での国外活動は違法ですよね｣
ｼﾞｮﾃﾞｨ「に、日本へは休暇をもらって観光で来てるのよ｣
貴「へぇ、観光？」
何かを感じたのか少年は言葉を遮ると無理やり話を変えた。
ｺﾅﾝ「！瑞希さんは僕達と同じで隠れてたんだっ。
そ、それで？強盗犯は何人？」
ｼﾞｮﾃﾞｨ「5人よ！全員、銃を所持しているわ」
ｺﾅﾝ「やっぱり、狙いはお金？」
ｼﾞｮﾃﾞｨ「ええ。持ってきたケースに金を詰めろって言ってたけど、怪しいわね･･･」
ジョディというFBIの人間は顎に手を当て視線を斜め上に向けた。
ｼﾞｮﾃﾞｨ｢客を知り合いや連れ事に分けたり、お金を詰めるのを支店長1人に指示したり、それになぜか全員妙に時間を気にして･･･」
へえ、客を知り合い事に分けていただけじゃないのか。
ｼﾞｮﾃﾞｨ「気にしてるけど、全員1人でやっつければノープロブレム！」
眉を動かせば、歩美ちゃんと光彦君を抱えて個室に入り戻るように少年に視線を送る。
ｺﾅﾝ「！」
歩美「瑞希お姉さん？」
元太君の手を引いて中に入る少年を確認すると二人をトイレの上に下ろして指を口に当てた。
貴「人が来るわ」
音と声を聞くかぎり、FBIは様子を見に来た強盗犯の2人に気絶させられたようね。
FBIにのされた強盗犯は個室に入れられ、2人はFBIを連れてトイレから出て行った。
歩美「どうしよう！ジョディ先生捕まっちゃった」
元太「オレ達であいつらやっつけるっきゃねーな！｣
光彦「でも、相手は5人もいるんですよ？」
ｺﾅﾝ「いや、4人だよ｣
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コズエ(プロフ) - β.Aさん» コメントありがとうございます！応援ありがとうございます、頑張ります！ (2016年8月24日 14時) (
レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
β.A(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください(*´∀｀) (2016年8月24日 9時) (レス) id: db04ec0444 (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - コナン君にバレた！？ (2016年7月3日 21時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - コズエさん» 此方こそスミマセン。 (2016年7月3日 21時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - かなとさん» すみません。基本、リクエストは取らないようにしているのでリクエストとしては受け取れないんです。ですが参考にはさせて頂きます！お話の流れでそういうシーンを書くかもしれませんので、楽しんで読んで頂ければと思います！本当にすみません！ (2016年7月3日 20時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
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