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VOLUME 45 ページ47

毛利探偵はライブも終わると満足したのかタバコを咥え、背もたれに寄りかかった。

貴「えーっと、これから依頼人が来るのは合ってたんですね?」

毛利「ああ、でもどんな奴が来るかはわからねぇよ。何しろネット経由で依頼して来た、第1号のお客さんだからな!」


安室「へぇ〜、ネット上に探偵事務所を立ち上げたんですね!」

透から静かに送られる視線、答えるように一度瞬きをする。

わかってるわよ、ネット上なら私の分野。


PCを見せてもらうと、毛利小五郎 探偵事務所という文字と一緒に先生の顔が映し出される。

・・・これならセキュリティなんてあってないものね、いつでも入り込めるわ。

貴「さすが毛利先生ですね!」

コナン「(まぁ、ホームページ作ったのオレだけどな・・・)」



携帯の着信音が鳴ると、毛利先生に依頼人からメールが来たらしく先生は読み上げた。

場所の変更のお願いか・・・。

毛利「面倒臭ぇ、断っちまうか」

蘭「ダメよ!せっかくのお客さんなんだから」


場所が変わる事が分かるとエプロンを脱いで、すぐに毛利探偵に同行できるよう準備に移る。

貴「私、ポアロから鞄とってくるわ。ついでに貴方の上着も取ってくるから、エプロン貸して」

安室「ああ」

透のエプロンも預かると毛利探偵たちが話している間にポアロへと戻った。



蘭「あれ?瑞希さんは?」

安室「ああ、瑞希なら鞄を取りにポアロに戻りましたよ」


安室は毛利に同席してもいいかと聞き、OKがでると探偵事務所の階段を下りていく。

コナン「ねえ、安室の兄ちゃん」

安室「ん?何だい、コナン君」

振り向いた階段の先にはコナンが安室を見据え、一段、二段と階段を降りると安室と距離を縮めた。


コナンと顔を合わせるように腰を落とすと安室はコナンへと耳を傾けた。

コナン「瑞希お姉さんって、ポアロ以外でも働いてたりする?」


安室「・・・。どうして、そんなこと聞くんだい?」

一瞬 間ができるが安室はいつも通りの笑顔を浮かべてコナンへ聞き返した。

安室をじっと見たコナンは頭の後ろで腕を組み、無邪気な笑顔を作った。

コナン「ううんっ、やっぱり何でもない!」


中々おりてこない2人に気づくと、蘭は階段の下から声を掛けた。

蘭「コナン君!安室さん、行きますよ」

安室「あ、はいっ」



ポアロを出て毛利先生達と合流すれば、コロンボへ向かって歩きだす。

貴「はい上着」

安室「ああ、ありがとう」

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コズエ(プロフ) - β.Aさん» コメントありがとうございます!応援ありがとうございます、頑張ります! (2016年8月24日 14時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
β.A(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください(*´∀`) (2016年8月24日 9時) (レス) id: db04ec0444 (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - コナン君にバレた!? (2016年7月3日 21時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - コズエさん» 此方こそスミマセン。 (2016年7月3日 21時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - かなとさん» すみません。基本、リクエストは取らないようにしているのでリクエストとしては受け取れないんです。ですが参考にはさせて頂きます!お話の流れでそういうシーンを書くかもしれませんので、楽しんで読んで頂ければと思います!本当にすみません! (2016年7月3日 20時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白花 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2016年5月21日 18時

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