VOLUME ４３ ページ45
ﾏｽﾀｰ「梓ちゃん、ちょっといいかな？」
梓「はい！あれ、そちらの方は･･･」
額をだしたロングヘアー、明るい雰囲気の梓という女性はマスターの後ろから現れた私達を見て小首を傾げた。
ﾏｽﾀｰ「今日から働くことになった安室君と瑞希ちゃんだよ」
安室「初めまして、安室透です。よろしくお願いします」
貴「初めまして、神田瑞希と言います。
これから よろしくお願いします｣
瑞希として笑顔を浮かべると軽く挨拶をして頭を下げる。
梓「榎本梓です。こちらこそ、よろしくお願いします！」
そんな私達を見て、梓さんは明るい笑顔で丁寧に頭を下げた。
マスターから聞いてた通り、いい人そうね。
梓「わからないことがあったら何でも聞いてね、安室君！瑞希ちゃん！」
ﾏｽﾀｰ「梓ちゃん、言っとくけど･･･2人とも君より年上だよ」
梓「ぇえ!? ご、ごめんなさい！てっきり年下かと･･･」
どこか抜けてる気もするけど。
〜＊〜
数日経った頃、二階に毛利探偵事務所をかまえている常連の毛利さん達がポアロに来店した。
蘭「！貴女は先日の･･･」
毛利「あの時の美女!! ここで会うなんて運命──･･･っ」
毛利探偵は目をハートにさせたが、娘の鋭い視線に言葉を詰まらせた。
笑顔でお冷をテーブルに置くとトレイを両手に持ち直す。
貴「こんにちは。あの時以来ですねっ」
ｺﾅﾝ「どうして、瑞希お姉さんがここに？」
貴「実は毛利さんに頼みたい事があってね」
毛利「まさかストーカー被害に遭われていて、私に警護を──」
貴「あっ、いえ。依頼ではなくて｣
安室「僕達を毛利さんの弟子にしてほしいんです」
いつの間にか背後に立っていた透はニコニコと目を細めて笑顔を向けている。
毛利「何ィ、弟子にしてくれだと!? この毛利小五郎のかよ!?」
貴「はい、もちろん！」
安室「先日の毛利さんの名推理に自分の未熟さを痛感しまして一から出直しを･･･。ですから毛利さんのお側でバイトして、毛利さんがかかわる事件に同行させて頂こうと」
毛利「だがなぁ･･･。俺は弟子なんて取らない主義で･･･」
そこまでは想定内。
笑みを浮かべたまま、耳元に顔を近づけると毛利さんは少し動揺した。
貴「授業料として事件1つにつき──ほどお支払いするつもりですけど」
毛利「マ、マジで!? 採用〜！私の事は先生と呼びなさい、安室君！瑞希ちゃん！」
貴･安室『はい、毛利先生！』
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コズエ(プロフ) - β.Aさん» コメントありがとうございます！応援ありがとうございます、頑張ります！ (2016年8月24日 14時) (
レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
β.A(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください(*´∀｀) (2016年8月24日 9時) (レス) id: db04ec0444 (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - コナン君にバレた！？ (2016年7月3日 21時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
かなと(プロフ) - コズエさん» 此方こそスミマセン。 (2016年7月3日 21時) (レス) id: 5c59d46582 (このIDを非表示/違反報告)
コズエ(プロフ) - かなとさん» すみません。基本、リクエストは取らないようにしているのでリクエストとしては受け取れないんです。ですが参考にはさせて頂きます！お話の流れでそういうシーンを書くかもしれませんので、楽しんで読んで頂ければと思います！本当にすみません！ (2016年7月3日 20時) (レス) id: e385705f36 (このIDを非表示/違反報告)
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