【NARUTO】残念系微天使

天使日記 5 ページ5

「‥‥‥お前ってば‥」




「‥‥？何よ？」




「お前もイルカ先生に草むしりさせられてんの？」



‥‥‥what？



「草むしりって！違うわよ！わたしはここに住んでるの！」



え、何草むしりって、ナルトくん草むしりさせられてんの？？またなんかしたの？？


だからこんなとこに来たの？？



住んでるって聞いたナルトの顔が明らかに歪められた。





「え？何でこんなとこに住んでるんだってばよ？」



「ここがわたしの家だもの」



「此処がぁ？外なんて草ボーボーだし、中も埃だらけだってばよ、どー見ても住めねぇ！」



「現にわたしが今此処にいるのが一番の証拠じゃない。」



「確かにそうだってばよ‥‥でも‥‥」



ナルトくんが辺りを怪訝そうに見る。


うう‥埃まみれなのは分かってるもん‥でも幾ら掃除しても無理なの‥



此処の協会ほんとに天使‥わたしがいるからね、掃除するだけじゃなくって、信仰とかそういうものが無いとほんとに綺麗にはならないの‥



つまり今はこーんな埃まみれになる程に忘れられてるってこと‥‥自分で言って心に刺さった‥‥。







「じゃあ仮に住んでるとして、何でこんな所に住んでるんだってばよ？」





ふっふーん、来ましたこの質問




聞いて驚けよ！！！




腰に手を当てたままのわたしはそのまま少し踏ん反りかえって言った









「だってわたし天使なんだもの」









え、




何その顔





「‥‥ヤバいやつだったってばよ‥」




「失礼ね！！もう、最近の子は目に見えるものしか信じないんだから！」





「いやいやいや、急に天使だって言われても‥」




「まったく！とりあえず、ちゃんと扉直しなさい！」



「わ、悪かったってばよ〜」




信じてもらえなかった_(┐「ε:)_




‥‥‥いや、よく考えたら当たり前だよね？？？



今は羽すら生やしてないし？？？




くっそー‥つらいぜ‥‥







とりあえず扉直して貰おう。話はそれからだ。

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