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そのまま歩き続ければ、先程から感じていた後ろの気配に声を掛けた。
『よく余裕で私の後ろ歩けるね、ほんと………。』
宿儺「悪いか。問題は無いだろう。」
『大アリなんですけど。』
宿儺には危機感というものが欠けているらしく、今でも誰かとすれ違うかもしれないのにのうのうと私の後ろを歩いている。
『と言うか私雑炊温めに行くだけなんだから、大人しく待っててよ。』
宿儺「断る。」
そう言いながら宿儺は子供が駄々を捏ねる時のようにぷい、と顔を背けた。
『子供かよ…。』
そんな会話をしながらもなんとか食堂に着けば、持っていたお椀をラップで軽く包み電子レンジに入れる。
電子レンジに興味を持っているのか、それを覗き込む宿儺。
宿儺「どういう仕組みなのか、全く分からん。」
宿儺のドが付く位のおじいちゃんがここで発動。
私は思わずぷっ、と吹き出してしまう。
『おじいちゃんじゃん……ﾌﾟﾌﾟｯ……』
宿儺「ほぅ……？」
ドスの効いた低い声が鼓膜を揺らす。
仕置きを所望か、とでも言いたげな笑顔。
あ、これはやばい。
しかしここで救世主。
身の危険を悟ったと同時に、電子レンジがピーッと軽快な音を鳴らす。
この時だけは、この音が天使のラッパの音に聞こえたのは本当である。
急いでレンジの扉を開けてお椀を取り出す。
叫びたい程熱かったけど、今はそんな場合じゃない。
『先に戻りますｯｯｯｯｯ！！』
私はそのまま無我夢中で逃げるように、悠仁の部屋へと戻った。
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ad____cn(プロフ) - 茶柱タッタさん» ほんとですね、、。テストもちゃちゃっと祓えたら最高ですね( ' ~ ' )テストお疲れ様です(´｡･ ･) (2021年5月19日 0時) (
レス) id: 528facf778 (このIDを非表示/違反報告)
茶柱タッタ(プロフ) - ad____cnさん» ぎゃぁぁぁ…労りの言葉ありがとうございます…。テストも呪術で祓えれば良いのになぁと思う今日この頃です…。 (2021年5月18日 16時) (レス) id: d106e7bebe (このIDを非表示/違反報告)
ad____cn(プロフ) - コメント失礼します。 テスト勉強、お疲れ様です、いつも楽しくお話読ませてもらってます、めっっちゃ面白いです!! 更新して頂けるのはとても嬉しいですが、実生活の方を優先してもらって全然大丈夫ですからね、、無理ない程度に受験勉強等頑張ってください! (2021年5月11日 16時) (レス) id: 528facf778 (このIDを非表示/違反報告)
茶柱タッタ(プロフ) - シオンさん» うわっ、本当だ…ご指摘ありがとうございます…！再度治しましたがどうでしょうか… (2021年4月23日 15時) (レス) id: d106e7bebe (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 72話の文字化け治ってないですよ！！ (2021年4月23日 13時) (レス) id: 98982630ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶柱タッタ | 作成日時：2021年3月3日 7時
