10話+プチ設定 ページ10
「で?ルカは何しにジャッポーネに来たんだ?」
舞お手製のビーフシチューと色とりどりのサラダを食べながら報告会をする。
『ボスから、
「ああ、あの男ですか。確かルカと結婚してた時に組織の中枢に潜り込みたくて舞さんと付き合ってた男でしたっけ?」
「まぁ骸くんったら性格が悪いわよ??既婚だなんて聞かされてなかったし、あの人独身って嘘ついてたのよ??まあ見抜けなかった私も悪いけれど。」
「それ、お前がやらないといけねェのか??あの男関連でもしお前になんかあったら…俺はまたFBI本部をたたっ切るぞ」
いつものように大きな声出なく、静かな怒りを込めた声。
それに怯むことなく、ルカは続けた。
『これは私がボスから賜った仕事です。それを途中で投げ出すことは致しません。それに、私はあの男になんの未練もありませんから。』
ニコリ。そう笑顔を浮かべて話すルカ。その言葉に満足そうにクフフ、と奇声(笑)を零す骸。
「はァー。わあった、無茶だけはするな!!いいな"!?」
『はい!
それからさっきお姉様には伝えましたが、今日喫茶ポアロに江戸川コナンくんと灰原哀ちゃんが居ました。で、この灰原哀ちゃん…恐らく志保さんだと思います。』
「「!!」」
「根拠はなんです?」
『私の勘、ですかね?』
「なら信憑性あるなァ。ルカの勘はツナヨシ並に当たるからな」
「でも待って!!志保は18歳よ!?小学生じゃないの…!!」
「可能性は、志保さんも例の薬を飲んだ…ということでしょうかね?」
『ええ、おそらく。兄様によれば、行方不明だそうです。可能性は十分にあると思います』
「なんてこと…っ」
『そこも含めて、調べてもらえる?骸』
「クフフ、ええ。もちろん。」
舞・スクアーロ
旧姓 緑川 舞
黒髪にグリーンアイ。長さはミディアム。
出かける際は黒髪黒目の幻覚をかけている。属性は霧
元宮野明美。生きるか死ぬかで前者を選び名前を捨てた。
ルカの兄であるスペルビ・スクアーロの妻。
元恋人が既婚者でかつ義妹の元夫と知りドン引き。
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ラン(プロフ) - あつやき玉子さん» あつやき玉子様、ありがとうございます!頑張ります^^ (9月7日 20時) (レス) id: 9b3766836f (このIDを非表示/違反報告)
あつやき玉子(プロフ) - 続き待ってます! (9月7日 15時) (レス) id: 7a83d58952 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラン | 作成日時:2023年8月27日 18時