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井浦夢乃 ページ5

神崎side

教室に入り、俺の視線には気づきているはずなのに、何も言わず、ただ前を向き、平然と授業を受けているその姿に、悲しさを覚えた。

「……なんで……」

誰にも聞こえやしないぼそっとした声で、そんな事を言った。

俺は、チャイムが鳴るのが待ち遠しくて……。

そんな事をしていると、先生に注意されてしまった。

それからは大人しく前を向いていたが、隣がきになって仕方がなかった。

"帰れってば!"

君が何気なくいったその一言。


俺がどれだけ傷ついたか、知らないでしょう?


「近藤さん。」

傷つくのを覚悟で声をかけた。


なのに、近藤さんはなにもいわなかった。

それどころか、教室から出ていってしまった。



必死に引き止めたが、井浦さんがタイミング悪く来てしまった。



しかも、俺に用があったらしく、目を真ん丸にし俺らの事を見ていた。


"っ離して!"


またもや、俺の心は、ズキッといった。


「近藤さん、待って…っ」


俺は近藤さんを追いかけようとしたが、井浦さんに止められた。


「…井浦さん…どうした?」

「もぉー!"井浦さん"なんてやめてよ!夢乃って呼んで!」

「じゃあ…夢乃。どうした。」

「ふふ。聞きたいことがあって。…私のこと、どう思ってる?」

近藤さんの所に行くことを止められたかと思えば、そんな質問をしてきた。


「…は?」

「…ねぇ、太陽。私と付き合わない?」

「……意味、わかんねぇよ。」

俺は、なんとなく逃げたくなって、その場を離れ、家に帰った。


嫌な予感がする。


近藤さんに、何もなければいいけど……

意味わかんない→←あいつなんて



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作者名:みくおん。 | 作成日時:2016年7月25日 22時

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