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掃除頼んだらのそのそ外に出て、店前の掃き掃除してたけど
窓からチラッと見えた後ろ姿に、哀愁漂ってたぞ
中に戻ってきたら、またカウンターに突っ伏して
「そうだよなぁ俺だって好物情報入ったら喜ぶし潤のメシ美味いし俺は注文聞いて運んで少し話して午後も頑張って下さいって会計してそれに微笑んでありがとうございますって言われて出てった後自分のヘタレさ加減に落ち込んで腹減ってるの頑張って我慢して仕事してランチタイム終わったら潤のメシの美味さに食い過ぎて太んねー様に心の中で念じて午後もまた仕事して明日も頑張る自他ともに認めるヘタレ櫻井翔でした現場からは以上です」
って、ブツブツ言って
「じゅーん。明日のハンバーグ気合い入れて作ってください。あと箒の柄が短くて地味に腰が痛いです」
というお言葉を頂きました
いや、いつも気合い入れて作ってるし
箒については買いに行けばいいでしょうよ
「いつも以上にどんよりしてるからさ、どうしたのか聞いたんだよ。したら、」
「俺が送ったやつ？」
「そ」
二宮さんにとって、自分は『行きつけ喫茶店の店員』
…というのが、翔さん的位置付け
雅紀からの『ハンバーグ、楽しみ』っていう、二宮さんからの伝言に
「連絡先も聞けない俺が落ち込むなんて…」って
負のオーラ出して
「普通に考えたら当たり前じゃん？片想い相手の言動に一喜一憂したりって」
「まあね。翔ちゃん、そういうの経験した事ないに等しいし」
「だよなぁ」
学生時代からモテて、告白呼び出しなんてしょっちゅう
流れで何人かと付き合ってたけど
自分から好きになったのって、ないんじゃないか？
「んー…翔ちゃんに悪い事しちゃったかー」
「で？どうなんだよ」
「厳密に言うと、ちょっと違う…かな？」
「厳密？」
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櫻華(プロフ) - ゆかりさん» ありがとうございます。続きは私自身のペース配分になってしまいますので、御容赦ください。 (2018年9月6日 0時) (
レス) id: 643a141105 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - いい小説ですね続きをお願いします待ってます (2018年9月6日 0時) (レス) id: 8447f08366 (このIDを非表示/違反報告)
櫻華(プロフ) - 蒼星さん» 蒼星さん、ありがとうございます！楽しみにして下さり、とても嬉しいです。この様に感想を頂けれるととても嬉しく励みなります。是非お気に入りの子達を見つけて、楽しんで下さい。応援、本当にありがとうございます^^* (2018年9月5日 14時) (レス) id: 5f6dbffbbd (このIDを非表示/違反報告)
蒼星(プロフ) - 新章開設ありがとうございます！いつも楽しく拝読しております。更新通知がくると嬉しくてニヤニヤしながら開けてます。これからもずっと応援しています。 (2018年9月5日 10時) (レス) id: c0123debb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻華
| 作成日時：2018年9月5日 9時
