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「好きです。あの……」


「付き合って欲しいんでしょ?いいよ。」



予想外……な事を言われて唖然とする。



「あ……いいんですか?そんなにあっさりと……」


「ん?いいけど。てかさ、君の名前は?」


「Aです……。」


「Aか。よろしくね。」



彼は、そう言うと校舎の方へ向かった。

流れの速さに未だに追いつけてない。

私は、晴れて彼と付き合うことになったのだろうか?




桜舞う4月。


ただ、握手を求めただけなのに、

中学の時から憧れていた成宮鳴と、





付き合うことになりました。

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作者名:coco.+*:゚ | 作成日時:2017年6月13日 21時

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