【銀魂】あなたに推してもらいたくて【志村新八】

じゅう ページ10

A視点



桂「Aたんっ…！ 握手してください！！」



え…。



『え、エリー？』


エリザベス《A…！》


『やっぱりそうだ！ エリーだ！！』


エリーを力一杯抱きしめる。


『へへ、エリーだ！ んー、やっぱりエリーはかわいいねっ！』



撫でたり抱きしめたり、精一杯愛でてみせる。


すると、エリーがみんなの方にプラカードを向ける。

なんて書いてあるんだろう…。



エリザベス《ドヤ》


桂「…エリザベス、俺は今までこれほどまでお前を憎んだことはないぞ…」


新八「うらやましぃいい…」



何故だか目を充血させる二人に対して、万事屋さんこと坂田銀時さんは心底興味なさそうに鼻くそをほじっている。



神楽「A、お前エリーと知り合いだったアルか？」


『あ、はいっ！ エリーはお友達です！』


エリザベス《公園で練習をしていたところ、たまたま通りかかって》


『それで、たくさん褒めてくれたんです！』


エリザベス《そこから頻繁に会うようになって…》


『仲良くなったんだよねー♪』


エリザベス《ねー♪》


桂「何が「ねー♪」だ！！ エリザベス、お前はクビだ…っ！！」


クビ…？

エリーが？


『っだ、ダメです！ そんな事をしたらエリーが可哀想…』


桂「エリザベス！ お前を上官に任命する…っ！！」


新八「いや、ちょろっ！？ 確かにかわいいけど、ちょろっ！？」

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