【銀魂】あなたに推してもらいたくて【志村新八】 (ページ21)

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にじゅうページ21

なんだかんだでライブ当日の日___

いつものはっぴを羽織って現地参戦。
やっぱり大バズを遂げただけあって演出やキャパも前までとは桁違いだ。

新八「Aちゃん…気づいてくれるかな」

神楽「何言ってるアルか。おまえはそれだけが取り柄だろ」

銀さんがペンライトを取り出して頭に鉢巻きを巻く。

銀時「てらがどぅーしんえいたーぃ」

新八「いやなんですかその歌！？ありませんから、んなダセー歌！！」

ツッコミを入れると、今度は神楽ちゃんも銀さんに乗って歌い出した。

打ち合わせしたのかよってレベルでハモるのやめろ。

心の中でツッコミを入れると、いよいよ会場が暗くなった。

『皆さん、今日は来てくれてありがとうございます。
ありがたいことに、以前の騒動で私、寺門Aを知ってくれる方が多くいました。
反対に、今回の件で不安を抱えたりしている方も少なからず見かけました。
人の前に立つ者として、綺麗な部分だけを届けないといけない。
そんな義務感ではなく、私は元気な私をみんなに見てもらいたい。
私の元気で、誰かが救われるのなら、それ以上のことはありません。
この活動を始めてよかったと、それに嘘はないと、ここに綴らさせてください。
下積み時代から応援してきてくれた方もいれば、今日初めて私を好きになってくれたひともいます。
私と一緒にいた時間とか、愛の大きさだとか、生まれた場所、人間、天人さん、今は関係なくて、みんながここにいる。
私も、あなたも、みんなおなじように息をして、同じ空気を吸っている。
それだけで充分です。
だから、今日はみんな、全力で楽しんで行ってクレヨンし○ちゃんー！！！！』

「「「「クレ○ンしんちゃんー！！！！」」」」

新八「いやそれ他作品んんんー！！！！」

やっぱり、ボクの周りにはボケ要員しかいないようです。

新八「ありがとうAちゃん」

ボクはいつも通り寺門A親衛隊・隊長として、Aちゃんを愛す1人の人間として、全力でペンライトを振った。