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じゅうなな ページ18

その後、なんだかんだあってライブを終えた…。


まさかこんなにすぐにお姉ちゃんとコラボライブするとは思わなかったな。

お姉ちゃんは近藤さんとお話ししてるようだし、1人でいるのは気まずいので近くのアイス屋さんでアイスクリームを二つ買った。


誠ちゃん、いるかな?

あ、いた!


『誠ちゃんも疲れたよね。は、はい、よかったらこれ、アイスクリームです、!』


誠ちゃんに渡したのは良いものの、なんだか恥ずかしくなってすぐ場を去った。


「おい」

『!?』

「お前、姉貴を苦しめたくねぇよなぁ?だったら大人しく俺について来い」


物陰に隠れていた怖い顔の人たち。

何が何だかわからなかったけど、私がついていけば、お姉ちゃんは傷付けられないで済むらしい。

震える手を胸元に抑えて、2人について行った。


ーー

それからの記憶は、曖昧だ。

今わかるのは、私を含め街の女性がこのテロリストさんたちに拉致されていて、それが全国的に放送されて真選組がやばいと言うこと。

そして、テロリストさんたちは真選組にさまざまなことを要求した。

カレーを作れだの、3回回ってワンと言えだのと、まあなんとも地味な嫌がらせのようなもの。

そして私は、それを大人しく眺めるだけ。


何が寺門通の妹だ。

何が新八さんの花嫁だ。

何が真選組局長だ。

こんなんじゃ、ただの面汚しじゃないか。


ついには近藤さんを殺 せとの命令を出した。
そうと来てしまっては、こちらも許すことはできない。

私だって、局長なんですから。

一日だけだし、仮だけれど、私は真選組の局長。

この組織を収める者として、そんなことを許すわけにはいかない。


花嫁修行という名目でお妙さんが教えてくれた護身術。

今役に立ちそうです。


大きく息を吸って、お腹にグッと力を込める。


『真選組局長は、この寺門Aですっ!!』


硬く握りしめた拳を、テロリストさんの顔面目掛けてフルスイングした。


「「「「グーパンかヨォおおお」」」」

『真選組局長、世間を騒がす人気アイドル寺門通の妹、世界で一番志村新八が大好きな寺門A!! 覚えておきなさいっ!!』


それからは真選組の大反撃。
なんと女性に紛れ込んでいた隊士さんがあっという間に女性を解放していった。

真選組から次々と放たれるバズーカをうまく交わし、一番小柄な女性を背負ってなんとか下まで降りた。

じゅうはち→←ばんがいへん 銀さんバースデー


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りをめ - 神作すぎます!!めっちゃ好きです!!応援してます!! (10月25日 2時) (レス) @page16 id: 87ace5bfb7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あるてぃめっと侍 | 作成日時:2023年9月7日 18時

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