【銀魂】あなたに推してもらいたくて【志村新八】

ばんがいへん　銀さんバースデー ページ17

新八side


『へへ〜、新八さ〜ん』


あいも変わらず僕の腰に巻きついてくるAちゃん。

まあ、正直かわいいからいいんだけどさ。


最初は鼻血案件だったけど、今はなんとか鼻血を遅らせることができるようになった…。←


そして今、僕たちは万事屋にいる。


銀時「ったくよぉ〜、いつまでそうしてるつもりだ、爆発しろ〜」

新八「いやそんなノリで物騒なこと言わないでくださいよ！？」


何故、Aちゃんが万事屋にいるかというと…



遡ること数日前


ーー


神楽『A！ もうすぐ銀ちゃんの誕生日アル！！』

『え、そうなんですか！？』

新八『そういえばそうでしたね』

『何かしないんですか？ ほら、パーティーとか！』

神楽『ふぉぉおおお！ パーティー！ やるアル！！』

新八『それ神楽ちゃんがやりたいだけでしょ』

『私にも何か、お手伝いできることがあったらいいんですけど…』

神楽『なら、新八とAで銀ちゃんが家にいるように見張るヨロシ！ その間私は姉御とケーキ作ってくるアル！！』

新八『それ、逆の方がいいような…』


それに、姉さんと…。


『新八さん、見てくださいよ、神楽ちゃんの表情を』


僕だけに聞こえるように耳打ちしてくるAちゃんにときめいたのはひとまず置いておいて


神楽ちゃんの目…すごくキラキラしてる

きっと、ケーキが作りたいんだろう。


『それがいいですね！』

神楽『やっふぅー！！ A、とびっきり美味しいの作ってやるアルヨー！！！』

『わ、私にじゃなくて銀さんにですよ！』


ーー

と、いうわけである。

多分、もうそろそろ…。



ガラガラ


ちょうどきた！



神楽「ただいまヨー！！」

お妙「お邪魔します」

新八「おかえりなさーい！」

銀時「あんだぁ？ 妙が来るなんて聞いてねーけど…」

『銀さん、』


「「「「お誕生日おめでとう！！」」」」


銀時「あ、ああ！？ 誕生日…そういえば今日だったな」

神楽「嘘ネ、銀ちゃん一週間前からソワソワしてたアル」

お妙「ふふ、口角が上がってますよ？」

銀時「き、気のせいなんじゃねーの！ 別にこの歳になって嬉しくなんかねーし！」

『じゃあケーキ、あげませんよ？』

銀時「う、うそ！！！！ 食べる！ ちょー嬉しい！！！」




今日も万事屋は、平和です




新八「いつもありがとう、銀さん。」


ーーーーー

ちょい過ぎの銀さんバースデーでした

じゅうなな→←じゅうろく

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