【銀魂】あなたに推してもらいたくて【志村新八】

じゅうさん ページ13

あの日以降、Aちゃんと会う機会が多くなった。


一つ、変わったことと言えば…。






『新八さんっ！ サインくださいっ！！』






推しに、推されるようになったこと。




神楽「Aも相変わらずアル」


銀時「そんなメガネ掛け機のどこがいいのか…」


神楽「銀ちゃん嫉妬してるアルか！ 見苦しいアル！！」




満面の笑みでそう言う神楽ちゃんに、少し狂気味を感じる。




『あ、あの…サイン、ダメですか…？』


新八「ゔっ、」



最初こそ戸惑っていたものの、最近はもはや日常茶番だ。


ただ、上目遣いで言ってくるのは耐え難い。




新八「、はい」




さっと名前書いて渡せば、両手を上げて目をキラキラと光らせる。



…かわいい。




銀時「ほんっと、趣味悪ぃ…」


神楽「Aを悪く言うつもりはないけど、こればかりは同感アル」


新八「いやめちゃくちゃ失礼だから！？」




なんてツッコミを入れるけど、


実際、こんな僕のどこが良いのだか…。

じゅうよん→←じゅうに

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