【銀魂】あなたに推してもらいたくて【志村新八】

じゅうに ページ12

新八視点





送っていくとは言ったものの、色々と大丈夫なのだろうか。


その…スキャンダルとか。



あれこれ考えていると、Aちゃんが口を開いた




『ごめんなさい』




分からなかった、何に対して謝っているのか。

そんな僕を見かねてか、Aちゃんはまた続ける。




『その…、新八さん…、お姉ちゃん推し、なのに』




言葉が途切れ途切れだ。

きっと、頑張って絞り出したんだろう。




新八「ううん、推し増ししたから」




そう笑顔で言って見せると、先ほどまで俯いていた顔をあげて、大きく丸い目を更に丸くしている。




『…やっぱり、新八さんはタラシです。Aタラシです…』





顔を紅くして言うAちゃん。



んんんん゛かわいい！！！！！！！


なんだこの可愛すぎる生き物は！？


好きだ！！！！ 大好きだ！！！！！！！





ひたすら悶えた日であった。




志村新八







新八「いや作文かよ！？」

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