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性格の悪さ ページ7

山の中に入ると、凄く空気が淀んでいた。


お館様は確か、ここには一部部隊が配備されていて、俺の任務は鬼の中心いわゆる頭をとることって言ってたよな。


「……十二鬼月の匂いがする」


ボーッと中を歩き回ると隊士の声が聞こえた。


「うわああ!!」


なんで鬼がいないのに叫んで…。


「やめろ!どうしたんだよ!?」


よく見ると隊士同士で斬りあっていた。


「ああ、糸のせいね」


ややこしいな、喧嘩してんのかと思った。


「くそっ!誰か柱を呼べ!!柱を!」

「カァァァア!!」


「……!」


ドクンッ

あ、やばい。



「うっ!…ウゥゥッ」



俺、こいつら喰っちまうかも。






·





本部


「十二鬼月がいるかもしれない」

「柱を送りますか?」


「……そうだね。頼んだよ。

義勇、しのぶ」


「御意」


「鬼も人間も仲良くすればいいのに。

そう思いません?冨岡さん」


「……できるならやってみろ」


「1つお伺いしたいことがあります。

雪柱の一宮Aさんの任務は遠征ですか?

だから1週間も戻ってきてないのでしょうか」


「明日には、帰ってくるよ」


「??」






·






「っ、はぁ…」


抑制ができてきた。


「よしっ、糸を斬るか」


シュッ!!


「体が自由に動けるぞ!」

「ぐっ!また操られた!もうやめてくれぇぇ!」


自分たちで学べよ。

蜘蛛がいることにも気づかないのか?


「ちっ」


本体はこの先にいるけど、俺一人で行くしかない。


シュッ

木々を軽やかに抜けて鬼に近づく。


「みーっけた」


「!?…鬼?」


「操ってたのはお前だな。斬るから動くなよ」


「なんで鬼のあんたが人間の手助けするのよ!」



「 雪の呼吸 壱ノ霜 細雪(ささめゆき)・肆ノ斬り 」



細かい雪が荒れ舞う中、鬼に対し4連続切り刻む。



「さいなら、べっぴんさん」ニコ

「意味、わかん、な……」



スゥゥと鬼は消えた。



「これ食べれんのかな」



鬼の手を取り、食べてみた。




「美味しい」




1週間ぶりのご飯だ。

鬼食べるくらいなら大丈夫、だよな?




「俺って性格悪ぃな」




鬼を食べた後は、力がみなぎっていた。

腹が減っては戦はできぬ→←慣れてった



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設定タグ:鬼滅の刃 , 胡蝶しのぶ , 男主   
作品ジャンル:恋愛
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ゆう(プロフ) - いやいやそんなこと!次回6話程で完結しますので是非見てください!! (2021年3月11日 0時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
天麩羅 - おぉ、なんかいつの間にか凄いことに、どうしたらこんな続きが気になる終わり方が書けるんだ? (2021年3月10日 22時) (レス) id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ほんと増えましたよね!嬉しい……(泣)見てくれる人がいると自然とニヤけが止まらなくて気持ち悪い顔してます笑 (2021年3月6日 13時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
天麩羅 - お気に入り登録一気に増えましたねぇ、どんどん人気になっていく、凄い、、! (2021年3月5日 19時) (レス) id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 頑張りますー! (2021年3月3日 21時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃゆ | 作成日時:2021年2月19日 21時

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