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慣れてった ページ6

「やっと日が沈んだか」


これから12時間ほどは自由だ。

いやそんなわけもない。

夜はここら辺で柱がうろちょろしてるんだ。


今日の当番は誰だろう。


「はぁ」


腹減った。人喰いたい。


「はっ!?何考えてんだ俺は……」


「A。ちょっといいかな」


「はい!でも俺今人見たら制御できないかもしれません」


「じゃあ襖を壁にして話そうか」


なんの用だろう。


「天元と杏寿郎がAを探している。

たぶん昨晩仕留められなかったからだろうね」


「……そうでしたか」

「この際、みんなには話しておいた方がいいと思うんだ」

「!」

「リスクが高いのは承知の上だよ」


「……しのぶ」


「?」


しのぶには知られたくない、なんて……。

俺は臆病だな。


「いえ。そうしましょう」

「でもその前にAが鬼殺隊として任務を全うできるという証拠がなくてはならない」

「……任務に行くんですね」

「話が早いね」

「今夜行きます」

「今夜は出歩かない方がいい。見張りが行冥としのぶ、義勇、無一郎だから」

「!」


「もう少し待ってて。その時には任務を課す」


「御意」



次の日も大人しく部屋にいた。

その次の日も、これで俺が鬼になってから1週間が経過した。

俺はその間筋トレをした。

もっと強くなってみんなを守るために修行をした。





·





Aさん、どうして蝶屋敷に来ないんですか?ずっと待ってるんですよ。



「しのぶ、ごめん……。俺、鬼になって」



話しかけないでくださいね。



「え?」



鬼殺隊の柱とあろう者がそのザマですか。呆れます。

生きている価値もありませんね。






·





ガバッ!!!



「っ!はぁ、はぁ、夢か」


もうすぐ日が沈みそうだった。


「A、起きたかい?」

「はい」

「任務があるよ」

「!!」


俺は急いで着替えてフードをかぶり、日輪刀と木刀を手に外に出た。


向かった先は、




「ここが那田蜘蛛山か」

性格の悪さ→←初めて来なかった



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設定タグ:鬼滅の刃 , 胡蝶しのぶ , 男主   
作品ジャンル:恋愛
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ゆう(プロフ) - いやいやそんなこと!次回6話程で完結しますので是非見てください!! (2021年3月11日 0時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
天麩羅 - おぉ、なんかいつの間にか凄いことに、どうしたらこんな続きが気になる終わり方が書けるんだ? (2021年3月10日 22時) (レス) id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ほんと増えましたよね!嬉しい……(泣)見てくれる人がいると自然とニヤけが止まらなくて気持ち悪い顔してます笑 (2021年3月6日 13時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)
天麩羅 - お気に入り登録一気に増えましたねぇ、どんどん人気になっていく、凄い、、! (2021年3月5日 19時) (レス) id: 9b224ffa84 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 頑張りますー! (2021年3月3日 21時) (レス) id: c0465afe59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃゆ | 作成日時:2021年2月19日 21時

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