3日目�� ページ32
A「え、それって」
安藤「シーツ運んできたから、私も手伝うよ。」
藤宮「ええ、お願いしますね。」
話の途中で、安藤さんがシーツを運び終えて、戻ってきた。
そのタイミングで、話は途切れた。
藤宮さんは、淡々と床を吹き始めた。
安藤さんも、鼻歌を歌いながら、床を拭いている。
今ここで、話を聞くわけにも行かないし、私も床を拭くことにした。
安藤「みんなで一緒に帰るのは、無理なんだよねぇ」
藤宮「そうですね。安藤さんと櫻井くん。この2人のどちらかは、確定人外。そして狂人の可能性が高いです。どちらかは、明日吊るされるでしょうね。」
A「また、女の子が減っちゃうかもしれないんですね…」
安藤「正直、今までこんなに怖い経験してないから、これが人生で1番怖い経験だわ。」
藤宮「でも、それでも、どんなことを思っても、疑わないといけないんですよ。大切なことや大切な人が外で待ってる、そう思うと頑張れてたんです、私」
安藤「大切な人って、家族とか？友達とか？私は、彼氏に会いたいなぁ。」
安藤さんがそう言った瞬間、藤宮さんは、瞬きを3回した。
辛そうな藤宮さんに代わって、話題を変えた。
A「そう言えば、この施設の倉庫に大きな冷蔵庫があって、そこにハーゲンナッツがたくさんありましたよ。気分転換に召し上がったらどうでしょう？」
安藤「本当？！私これ終わったら食べに行くね。」
A「私は、シャワーに入って寝るので、部屋に戻ります。」
藤宮「私は、資料室に行くわ。この施設のこととか、分かるかもしれないし、なにか見つかったら、明日報告するわね。」
安藤「うん！みんなのために行動してくれて、絵梨花ちゃんは優しいね！」
藤宮「絵梨花、ちゃん！？」
安藤「そう！絵梨花ちゃん！ずっと仲良くしたかったんだよ？もちろん、Aちゃんともね！」
安藤さんは、思ったよりいい人かもしれない。
A「私も、海さんって呼んでいいですか？」
安藤「いいよ！絵梨花ちゃんもそうよんでほしいな！」
藤宮「わ、わかりました、海さん。」
安藤「うんうん！じゃあ、またあしたねー！」
気分のいいまま、部屋に戻り、シャワーを浴びて何も考えずに眠りについた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かりんとう(プロフ) - 皆様、作者のかりんとうです！今回の人狼ゲーム、ゲームとして、配役に入れて欲しい役職なとがあれば、ぜひ教えてください！より推理性のある作品に仕上がるよう頑張ります！(低レベル汗) (2018年10月11日 17時) (
レス) id: e13283a091 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かりんとう | 作成日時：2018年10月2日 15時
