3日目�� ページ31
泉「そろそろだな。今日の投票は本田さんね。変更はないから。」
本田「ああ、わかったよ。オレを吊るしてもゲームは終わらない。･･･勝てよ」
各自が本田さんに投票をした。
淡々と作業のように投票する者もいれば、投票する手が震えている者もいた。
本田さんは、何を思っているのか、余裕の表情だ。
最年長で、みんなを引っ張ってくれた本田さん。
勝てよ、とはどちらの陣営に言われたのだろうか。
村陣営だと思いたい。
GM「今回処刑されるのは･････････本田律くんです。」
本田くんの首元の輪のモーターが回り出した。
本田「っぅ、グゥっ、うぉお」
本田くんはなるべく声を出さないようにしていたが、どんどん締まる首輪によって、苦しみ、声がこぼれてしまう。
本田「つァァァ！うわぁぁぁ！ぐっぅ、い、いじゅみぃ、勝てよ！」
苦しんで、話すどころではないのに、最後に堂々とした誠実さのある彼の笑顔を泉くんに向け、勝てよ、と言った。
本田くん。
彼の首から、血が流れている。深く抉られたようで、首はでこぼこしていた。
輪を外そうとして、輪の中に入れた指は、酷いことに血だらけで、変な方向に折れ曲がっている。
普段の彼はもういない。
そのとき、周りが静まりかえっているのを無視して、泉くんは話した。
泉「ああ、絶対に勝って見せるよ。」
桜井「彼の死体を彼の部屋に運びましょう。」
泉「ああ、そうだな。」
黒子「僕も手伝います。」
堂島「僕も手伝いますよ。」
泉「なら、男子は彼を運んだら、大量のシーツを運んできてくれ。女子は、血のあとを拭いてくレ。拭き終えたら、各自部屋に戻って明日に備えてくれ。」
藤宮「わかりました。さっさと終わらせよう、古橋さん。」
藤宮さんと2人、本田さんの血溜まりを拭き始めた。
安藤さんは、シーツを持ちに行き、今は2人だけだ。
藤宮「ねぇ、あなたは、人狼？それとも村人？」
A「私は、村人ですよ。」
藤宮「そう。私も村人よ。･････････本当はね、私本田さんの元カノなの。
A「え？！」
藤宮「こんな所で、2年ぶりに再開して、驚いたわ。でね、彼と私は、お互い知らないふりをして、周りに疑われないようにしよう、って言ってきたの。」
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かりんとう(プロフ) - 皆様、作者のかりんとうです！今回の人狼ゲーム、ゲームとして、配役に入れて欲しい役職なとがあれば、ぜひ教えてください！より推理性のある作品に仕上がるよう頑張ります！(低レベル汗) (2018年10月11日 17時) (
レス) id: e13283a091 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かりんとう | 作成日時：2018年10月2日 15時
