【wrwrd!】人間だったって魔ジ？【４】

第４６話　我々の秩序 ページ24

[生徒会から厳しい…しかしある意味当然の宣告を受けたシャオロンたち。長いお説教の末、開放されたのは夕暮れ時だった。《終身名誉非公認》この突きつけられた絶望的な事実を前に彼らはどう出る…？]

ｓｙｏ「なるほどそんなおもろいことが…呼んでくれたらカメラ回したのに…」

『回したら絶対これより説教伸びてますよ…』

そう言い周りを見ると長時間の説教で疲れ切ったみんなが見える。

ｃｈｉ「全然おもんないわ！！むちゃくちゃ怒られて大変だったんだからこっちはも〜〜〜〜！」

ｓｙｏ「そうか？それにしては一人…エクスタシー感じてるヤツおるけど。」

ｓｈａ「生徒会…めちゃめちゃかっこよかったッ…」

………ええ……

ｚｍ「どないしよ…シャオロンがアカン方向に目覚めてしまった…」

『あんな幼馴染の一面見たないんやけど…』

ｔｎ「ゾムちょっと一発爆殺してショック療法を…」

[ひどい言われようである。]

ｓｈａ「なあお前ら！あの生徒会に認められたら俺らもめちゃめちゃかっこええと思わん？」

「『……え？』」

ゾムやっぱショック療法やっとこ、コイツ頭可笑しなった()

ｓｈａ「よっしゃそうと決まればさっそくめざせ公認☆大作戦を…」

『いや待て待て、ジョニー先輩の話し聞いとったん？承認することは絶対ないって言われたやろ。』

ｓｈａ「それをひっくり返すから面白いんやん。生徒会から一目置かれたら他の生徒の見る目も変わるかもしれへんしな〜」

ｕｔ「シャオロン……お前…入学式の頃からずいぶん変わったなぁ。いや《注目(チヤホヤ)されたい》って根っこは変わってへんのやろけど…最初あんなに《生徒会に入る！》って意気込んどったのに…」

ｓｈａ「いやぁ、染まったね〜俺も…ははは…………あれホンマや！！生徒会入るんやなかったんか俺？！！」

ｕｔ＆ｔｎ＆ｃｈｉ「『ええーーーッ？！』」

ｔｎ「確かに最近言わへんなとは思っとったけど！」

ｕｔ「お前やっぱり団長に脳ミソいじられて…？！」

ｓｈａ「ないない！！」

絶句もんなんやけど…え？入学当初のシャオちゃんどこ行ったん？迷子してんの？

ｓｈａ「あれ…なんで忘れとったんやろ…別に興味なくなったわけやないんやけど…」

ｓｙｏ「…まあそれくらい…新しく出来た野望の方が刺激的だったってことでしょ。違いますか？」

ｓｈａ「ん…んーーーー…そっ…かなぁ…？」

[我々師団は彼にとって魅力的なようだ。]

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