ジョジョの世界で普通に生活してるってマジ？Part2 第4部【ジョジョの奇妙な冒険】 (ページ26)

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76 火事ページ26

貴方side

翌日、昨日のことがあって行きづらいけど約束なので露伴くんの家に向かっているところである

約束の時間は午前10時である。6時くらいに早起きして身支度をしたのが8時頃、まだ時間あるなと思って家の家事と買い物を終わらせたら午後3時

そう、遅刻だ☆

遅刻したらもう諦めてゆっくり言ってしまう派なんだよね

康「あ、Aさん！こんにちは！」

貴『おぉ〜、こんにちは康一くん！久しぶりだね？』

康一くんはいつもと違い、制服ではなく半袖パーカーと少しダボッとした、スネまでの長さのズボンだった

お出かけ？と聞くとモジモジしだして耳を赤く火照らして小さな声でデートだと言った

だから私服だったのか！と1人で納得し、康一くんに軽く肘を肩につき応援をした

待ってた子が来たのか、一言別れの挨拶をしてお店から出てきたロングヘアの女の子に手を振りながら走って向かっていった

康一くんも成長したな....お母さん嬉しいｯｯ

私は改めて露伴くんの家へ向かうべく、体を後ろへ回して歩き出した

すると私の横でものすごい速さで走っていく男子高校生ふたりが目に入った。あんなに急いでたら転んじゃうぞーと心の中で言い、前を向いて歩き出す

家へ向かう時にだんだんとサイレンの音が大きくなって心配になっていたが、火事になってる場所が分かり唖然として突っ立ってしまった

露伴くんの家が燃えてる...現在進行形で燃え続けている

消防隊の方たちが頑張って火を消しているおかげで数分後には無事(？)に火が消えたが、だいぶボロボロの家になっていた

ご愁傷さまですと思っていたら、露伴くんがそばに立っているのが見えた。話しかけても家が燃えたショックで話をしたくないかもしれない。今はそっとしておこう...

私は家に帰り、言うことを聞く約束はまた今度でも大丈夫だろうと思いながら夕飯の支度をする

貴『お、仗助帰ってたのね。おかえり』

仗「あ、あぁ、ちょっと前に帰ってきたぜ」

心做しか仗助が少し焦っているように見えた。さっきの露伴くんの家の火事と関係してる...わけではないかっ

と、思っていたんだけど食後に仗助が今日あった出来事を話してくれた。何やらサイコロで博打をしたら、虫眼鏡が日の光でテーブルを燃やしてしまったらしい

ともかく、仗助が火事を起こした犯人じゃなくて良かったと心の隅で安心した。まあ仗助はやらないって信じてたけどねっ