ジョジョの世界で普通に生活してるってマジ？Part2 第4部【ジョジョの奇妙な冒険】 (ページ19)

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貴方side

貴『...？？？？？？？？？』

？？？？？←

仗「いっ、行ってらっしゃい...//」

そのまま勢いよくドアを締められた

頭の中はハテナで埋め尽くされたまま、私は玄関前で立ちすくんでいる

貴『...えぇ、っと。何が起きたんだ』

頬には少しの温もりと湿り。そして何より仗助の匂い...

その匂いの正体を理解し始める私

貴(わたし、キ、キスされ....///)

顔全体が真っ赤になっているとわかるくらい、身体中の血液が暴走しだした

心臓の叫ぶ声がうるさくなって、その音を足音でかき消すように走り出した

スーパーで買い物を終わらせ、家の前に帰ってきた『仗助さすがにもう学校いってるよな...?』と思いドアノブに手をかける

貴(前にもキスされたことあったけど、なんか今回はすっごい恥ずかしい...)

恥ずかしいというより照れくさいが合ってるかな。うーん...どうして前は冷静になれてたんだろう...？

玄関の前で数分の間いろいろと考えたが、そういえば今買い物から帰ってきたばかりだ

買い物袋に入っている魚がダメになってしまうので、急いで私は家に帰ることにした

貴『ﾀﾀﾞｲﾏｧ...？誰もいない』小声

買い物したものを素早くしまう。そしてまた外へ出て空気を吸った

貴『はぁ...なんか、可愛いかったなぁ』

そうだ、私...今の感情は恥ずかしいじゃなくて嬉しかったんだ。昔の仗助が戻ってきた気がして...

さっき起きた出来事を思い出すと、小学校の頃の姿でキスをされる光景に変化していた。頭の中で勝手に仗助を幼児化してしまったのだ

小さな顔にキラキラお目目、ムッチリ両手と無邪気な笑顔...ぐ、ぐふ、ぐへへへっ

あ、なんか気持ち悪い反応してるけど決してｼｮﾀｺﾝではない。ここ重要よ←

昨日大掃除をしたので、今日は家事をしなくても大丈夫だろう

特に今日は何もすることがないので、S市をあちこち散歩しようと思った

貴『わぁ〜！めっちゃ栄えてる！！』

S市は今サマーシーズンで川や海開きをしていて、平日でも観光客がたくさんいた

うちの街に人が増えて活気づいていることがすごく嬉しい

ルンルン気分で街を散歩していたらいつの間にか畑しかない場所についていた。なぜ

貴『見たことある道だし迷子ではないんだけど...あれ、こんなところに学生？』

目の前には耳が少しとんがった少年がスクールバッグ片手に歩いていた