96 会話 ページ46
貴方side
私は近くにいた人から貰った地図を頼りに、川の方へ向かう
貴『！ガラス瓶だ、これに傷を入れ換えれば…』
私は落ちていた割れていない瓶を手に取り、腕の傷と瓶の状態を入れ換える
瓶の中央は腕の傷の大きさと同じ穴が空いた。腕にあった穴は綺麗に塞がった
貴『べ、便利な能力を持ったなぁ。私…』
すると突然、爆発音と共に川の水が吹き出したのが見えた。私は走ってそこへ向かうと、イギーが川から顔を出して溺れかけていた
沈んでいくイギーを見て私は急いで飛び込もうとしたが、さっき館の前にいた男の子が川に飛び込んでイギーを抱いて出てきた
貴『そこの君！大丈夫？！』
男の子「も、もしかしてこの子の飼い主さん？！この子、鳥に襲われていて…」
イギーを見ると、片前足が切断されたのか…無くなっていた
貴『ありがとう…イギーを助けてくれて』
男の子「ち、違うんだ！この子は僕を助けてくれたんだ…」
私は男の子からイギーを預かる。お礼の品を近くの店で買ってから、夕方なので男の子を家まで送る
貴『イギー………無事でよかった…』
イギ［ど、どこを見れば俺が無事なんて思えるんだよ…クソｯ、いってぇ。あの鳥公がｯ…］
、
、
貴『ん？』
私は立ち止まり、イギーを見つめた
イギ［ｯ、なんだよ、なんでこいつは俺を見てるんだ…？］
貴『いや、イギーって喋れたっけって思って…』
イギ［は？］
貴『いや、え？』←
え？？完っ全に喋ってるよねこれ？？？
イギ［俺の言葉分かんのか？！］
貴『え、まぁ、うん』
イギ［信じられねぇ……マジかよｯ！］
いや私が1番信じられません
貴『とりあえず、まずはイギーの傷を治そう』
私は近くの店で綺麗な空き缶を貰い、イギーを下ろしてその空き缶とイギーの傷を入れ換える
イギ［傷が治っていく……お前のスタンド能力ってなんなんだ？］
貴『私は色んなものを入れ換えることが出来るの』
イギ［…？なんで俺の腕は治してくれねぇんだ？］
貴『傷は治せるんだけど、切断された先の足がないから…』
イギ［そ、そうなのか……！おい、後ろにいるヤツ、］
後ろを見てみると…緑色の学制服に、赤いピアスを付けた男性が立っていた
花「Aｯ！」
貴『典明ｯｯｯ！！』
私はめいいっぱい典明を抱きしめた
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☆夢腐女子☆(プロフ) - いぬぱんこ。さん» 追加ありがとうございま(*ﾟ▽ﾟ*)そう言って貰えて本当に嬉しいです！！これからも頑張ります！！！ (2021年6月5日 8時) (
レス) id: a9ee6f3cf2 (このIDを非表示/違反報告)
いぬぱんこ。(プロフ) - 面白いです！！！更新頑張ってください！お気に入り追加失礼します！！！ (2021年6月5日 2時) (レス) id: d2ca1aef5a (このIDを非表示/違反報告)
☆夢腐女子☆(プロフ) - ぽんさん» ご報告ありがとうございます＜(_ _)＞気づいていませんでした^^; (2021年1月3日 23時) (レス) id: a9ee6f3cf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆夢腐女子☆ | 作成日時：2021年1月3日 23時
