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閑話 第4皇子の思想 ページ29

紅明side




「お前はどう思う、紅明」

「……どう、ですか」



宮の中庭。
テーブルセットに腰掛け、茶を飲む。

「彼女の話は本当でしょう。
現にサラは本当に封印されていました」


「事前に調べていた形跡は?」

「部下に見張らせていますが……ありませんでした。
彼女はここにきてから外部との連絡を一切とっておらず、また、此方を詮索するような動きもないとのことです」


「ふむ……」



兄上も白雄様も黙りこんでしまった。
白蓮様に至っては眠いのか船を漕いでいる。

……そのうち御二人に怒られることだろう。



気づかれぬようにそっと首を上げ、屋根の上を見る。
月を背に、零は座っていた。

地上から屋根までかなりの高さがあるため、
顔は確認できないが恐らく彼女で合っているだろう。


何かを耳に当てて話をしているようだった。
しきりに足を動かしている。




『 』


不審に思い、すぐに調べさせたものの、何の情報も得られなかった。

_____特殊な魔法道具のようで盗聴は不可能でした____



兄上達が頭を悩ませるのも頷ける。

彼女は厄介だ。









「……!」

一瞬、あの藍色の目と合った気がした。

第17夜 語り手さんと今→←ちょっとした設定


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設定タグ:マギ , 練紅明   
作品ジャンル:恋愛
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ラディ(プロフ) - レイれいさん» コメントありがとうございます!そういって頂けて嬉しいです!お待たせしてすみません。頑張ります! (2019年11月4日 23時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
レイれい(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください (2019年11月1日 5時) (レス) id: bed35b9be5 (このIDを非表示/違反報告)
ベルリラR*(プロフ) - 葵さん» ありがとうございます!本音を言うとかなり不安だったので嬉しいです!更新頑張ります! (2017年6月11日 17時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 話面白いです!!続き楽しみにしてます!更新頑張ってください!!! (2017年6月11日 15時) (レス) id: 7443137317 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラディ | 作成日時:2017年6月9日 10時

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