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続【とある魔導師のハナシ】 ページ23

「……な、なんだ、あれ!!!」


近くにいた仲間らしき人物が声をあげました。
顔は見事に強ばっておりますが、それには"恐怖"が強くこびりついていました。
体も、声も、震えています。



「ハルハール」


また、少女は棒を向けて呟きました。

「ぐぁああ!!ぁあ………っ!!」


体はあっという間に火だるまになり、奇声をあげて転げ回る兵士。
少女はその様子を、ただただ冷めた目で見るのでした。








少女はたった1夜にして奇襲をかけてきた隣国の敵を壊滅させました。


暴虐の限りを尽くした少女は泣きました。
叫びながら泣きました。
涙は枯れることを知りませんでした。







暫くして、少女は老人に出会いました。
老人は言います。


「私と一緒に来ないか?
君を悲しませるものはなにも無い。君の仲間がたくさんいる」


少女は老人について行くことを決めました。
そして、もう、誰もいなくなった国に





「また来るね」


暫しの別れを告げたのでした。









老人に連れられて来られたのは、魔導師の国でした。

「ここで学びなさい。きっと君の役に立つ」


老人は少女にそう言いました。

老人の言葉に従い、国の学院へ編入した少女は驚く程の早さで成長していきました。
少女は天才的な膨大な魔力を操るセンス、そして魔法を開発する頭脳を持っていたのです。

もともと簡単な魔法しか知らなかった少女は、本能の赴くまま、その知的探求心を求めてゆき、
急速に成長を遂げ、編入してたった2週間で幹部にまで登りつめたのです。


そんな少女の1番の友達は、老人の同じ養子の少女でした。
彼女もまた、天才だったのです。
2人の少女は仲良く、そして強く育っていきました。




少女が学院に入って1年と半年が過ぎた頃、
少女は国を出ることにしました。
その旨を老人に伝えると、寂しそうに、しかし微笑んで快諾してくれました。

__他の誰にも、自分のことを話さないこと___


そんな約束をして、少女は出発しました。

続々【とある魔導師のハナシ】→←【とある魔導師のハナシ】


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設定タグ:マギ , 練紅明   
作品ジャンル:恋愛
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ラディ(プロフ) - レイれいさん» コメントありがとうございます!そういって頂けて嬉しいです!お待たせしてすみません。頑張ります! (2019年11月4日 23時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
レイれい(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください (2019年11月1日 5時) (レス) id: bed35b9be5 (このIDを非表示/違反報告)
ベルリラR*(プロフ) - 葵さん» ありがとうございます!本音を言うとかなり不安だったので嬉しいです!更新頑張ります! (2017年6月11日 17時) (レス) id: 4a3262dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 話面白いです!!続き楽しみにしてます!更新頑張ってください!!! (2017年6月11日 15時) (レス) id: 7443137317 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラディ | 作成日時:2017年6月9日 10時

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