五十五話 ページ7
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『やばい…新たな推しが増えたんだけど』
『へー、そーなんだ』
『もう、ちゃんと聞いてよ！でねでね、その人は何とルフィの兄弟なんだよ！？全然似てないけど〜！』
『そっかそっか、まぁ私は＿＿と違って全く見てないからなぁ』
昔聞かされた友人の新たな推し。あれは多分エースさんの事だったんだろう。以前嬉しそうな笑みを浮かべて ｢見ろよこれ！俺の弟なんだぜ！？｣ と言いながら手配書を見せてくれたのを思い出す。
…で、なんだったっけ？確か友人が ｢推しが死んだぁぁぁ…｣ って言って死にかけのおばあさんみたいな表情で机に顔を伏せて、私はいつも通りふぅんって感じで……
｢…え？｣
そうだ。友人は ｢推しが死んだ｣ とはっきり言った。これは今でも覚えている。ならその死んだ推しとやらは誰だったのか。
…有り得るとすれば…エース……さん
｢っ…！……ぃ……っ｣
突然激しい頭痛が私を襲う。
それはまるで記憶喪失の人が全ての記憶を思い出す瞬間のようで、私も同じように友人に聞かされたエピソードの数々の記憶が鮮明に思い出されて行く。
そうだ、そうだ、そうだ…エースさんは、マグマの人にお腹を貫かれて…死ん…
｢嘘だ…止めないと。でもどうして？そもそもなんでエースさんは海軍に捕まったの？｣
分からない。くそっくそっ、どうしてこういう肝心な記憶は覚えてないの。あぁもう！今友人に会えたなら根掘り葉掘り聞くってのに…！
エースさんが死ぬ事も、死ぬ瞬間も覚えている。でも肝心のそこに至るまでを覚えていない。
なら私にできるのはマグマの人に殺られても大丈夫なように治療系のアイテムをひたすら揃えること。
｢不死のトーテム…は……森の館がなぁ…｣
何なら機動力を補うためにエリトラも欲しいけど残念ながらポータルの場所が不明だからどうしようもない。
自力で探しに行こうにもこの世界は基本的に海がほとんどで陸地が少ないから必然的にボートで探しに行くことになる。だけど航海術に関して皆無な私がこの海で生き残れるかと聞かれれば答えはノーだ。
｢…絶対に、死なせないからね。エースさん｣
だけど私はエースさんの事よりも先に思い出さなければ行けない事があったんだ。
白ひげさんに感じてはもちろんだけど、その二人以外に死んでしまう人物を。
今までの不安の原因を。
これから起こるであろう悪夢の元凶を。
私は忘れてはいけなかったんだ…
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マシロ＿mashiro(プロフ) - ramune0610さん» お久しぶりです(*´▽｀*)マインクラフトは楽しかったしネタも余ってるので書いてみたいんですが、如何せん白ひげ海賊団以外の解像度が低いもので…検討はしてみます(- -；) (7月17日 20時) (
レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ＿mashiro(プロフ) - わたあめさん» 返信遅れちゃってすみません！この作品結構勢いでか書いちゃったので文章も拙いですが、そう言っていただけて嬉しいです！ (7月17日 20時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ＿mashiro(プロフ) - 麗葉さん» ここだけノリノリで書きましたww (7月17日 20時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
ramune0610 - お久しぶりですまた。マインクラフトのシリーズお願いしたいです！また出来たらでいいですのでお願いしたいです！ものすごく面白かったです。 (7月17日 16時) (レス) @page32 id: cc4e64aa01 (このIDを非表示/違反報告)
麗葉 - 血祭りのとこ大好きですｗお疲れさまでした！ (5月24日 13時) (レス) @page32 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マシロ＿mashiro | 作者ホームページ：http:
作成日時：2023年3月20日 17時
