五十二話☆ ページ4
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｢…何その噂｣
｢なんだぁ…降りるつもりなかったのか、良かったぁぁ……｣
ぐて〜っと壁にもたれかかると深いため息をついてこめかみを押さえ、エースは安心したように笑った。
そんな様子を見たAは、ため息をつきたいのは自分だと言うのにそんな様子を見せられては何だか自分のストレスという名の不満もどっかへ行ってしまいそうになる、と微笑する。
…が、しかしだ。
これとそれは全く別の話であって、仮に自信がが船を降りようとしていたとしてもあんな行動は逆効果に決まっているだろうと、呆れからAは口を開いた。
｢そもそもですね…。いきなり態度や接し方を変えられたらこっちも困惑するんですよ、何かやっちゃったっけ？って。ハッキリ言いますが、甘やかしたかっただけならお門違いです｣
｢うぐ…それは、本当に悪い｣
｢それに、私の一人の時間を無理に奪おうとしないでください。一応遠回しに遠慮とかしてたと思うんですが…｣
あー…なんかそういえば前釣りに誘った時に ｢すみません、ちょっと海を眺めてたいので…｣ と言われたような気もしなくもないような…。
その時自分は何と返したのだろう…確か ｢釣りしながらでも、というかいつでも海は見れるだろ？｣ と言って強引に連れて行った気がする。
｢と、遠回しすぎる…｣
｢謙虚なんですよ、日ほ……私の国は｣
謙虚すぎるだろ、もっと分かりやすく表現してくれとエースは心の中でツッコんだ。
これは今回に限らずAは基本的に周囲に合わせるような立ち回りをしていた。何をするにしても周りに合わせ、何か意見をする時も自分の意見は言うが最終的な決定は相手に合わせる。
またAはちょっとした事ですぐに ｢すみません｣ と謝罪する。例えこっちが善意でやったとしても一言目は必ず ｢すみません｣ だ。感謝の言葉は二の次になっている。Aは自分を下げすぎなのだ。
白ひげ海賊団からすれば彼女は大切な可愛い末っ子なのだ。恩人だから誘拐して乗っけた女ではもう無くなっている。
｢なぁ、Aって何であの無人島に居たんだ？｣
｢…さぁ。それはこっちが知りたいですよ｣
それに関してAは本当に何も知らない。目を瞑り、その後目を開けると無人島に居たのだから情報は何も無い。
(……)
もし、元の世界に…家に帰れるとしたら、自分は白ひげ海賊団と元の世界のどちらを選ぶのだろうか。
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マシロ＿mashiro(プロフ) - ramune0610さん» お久しぶりです(*´▽｀*)マインクラフトは楽しかったしネタも余ってるので書いてみたいんですが、如何せん白ひげ海賊団以外の解像度が低いもので…検討はしてみます(- -；) (7月17日 20時) (
レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ＿mashiro(プロフ) - わたあめさん» 返信遅れちゃってすみません！この作品結構勢いでか書いちゃったので文章も拙いですが、そう言っていただけて嬉しいです！ (7月17日 20時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ＿mashiro(プロフ) - 麗葉さん» ここだけノリノリで書きましたww (7月17日 20時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
ramune0610 - お久しぶりですまた。マインクラフトのシリーズお願いしたいです！また出来たらでいいですのでお願いしたいです！ものすごく面白かったです。 (7月17日 16時) (レス) @page32 id: cc4e64aa01 (このIDを非表示/違反報告)
麗葉 - 血祭りのとこ大好きですｗお疲れさまでした！ (5月24日 13時) (レス) @page32 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マシロ＿mashiro | 作者ホームページ：http:
作成日時：2023年3月20日 17時
