白ひげさん家のマインクラフター

四十四話 ページ44

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｢…とりあえず私は建築するのでサッチさんはご自由に見学して下さい｣

｢建築？木材とかどうするんだよ｣

｢ご安心ください。インベントリに大量の資源を入れてるので足ります｣

｢ゴリラかよ！｣



ナイスツッコミですサッチさん！



｢あ、そういえばインベントリについて説明してませんでしたね。まずこの能力の仕様の一つにアイテム欄というものがあってですね｣

｢ふむふむ｣

｢防具欄がヘルメット、チェストプレート、レギンス、ブーツの四つです｣



防具に関しては初めて出会った時、モンスターが現れちゃって夜戦に突入した時にサラッと全身鉄装備になったからそれをイメージしてもらったら良いのかな。


まぁ今ではネザーでコツコツ資源を集めてダイヤフルGETしちゃいましたけどね



｢次にアイテム欄。これは三十六個あってそのうちの九個がホットバーという特殊なアイテムスロットとなっています。ここにアイテムをセットしておくことでいちいちインベントリを開かなくても瞬時に手に持つアイテムを変更することが出来るんです｣

｢え、でもA、お前カバンとかって…｣

｢持ってないですね｣

｢何処に入ってんだ大量のアイテムとやらは｣

｢仕様なので｣



困った時に便利な言葉ランキング1位 仕様なので。
それに悪魔の実に理屈なんて求めちゃいけないって昔誰かが言ってた気がします多分。


でも確かに大量のアイテムをどこに入れているのかは私も気になるところではある…


ぶっちゃけ近づくだけで勝手に拾っちゃうからどっかの森のどうぶつみたいにカバンにしまう動作がないんだよなぁ。



｢そして同じアイテムなら特定の個数にまとめることが出来ます。ツールや防具類は無理ですね｣

｢ちなみに最大で何キロぐらい持てるんだ？｣



…最大。確かワンピの世界に来る少し前に某動画サイトでスティーブの馬鹿力について解説している動画があったような…。


そう、確かネザライトブロックが一番重いからシュルカーボックスやエンダーチェストを活用すると最大…。



｢えぇっと…ぶっちゃけ上限は無いですが、最大で…841万3053｣

｢待て待て待て。それって単位mgで8kgって事だよな？な？｣

｢841万3053トンです｣

｢バケモンかよ！！！｣



ナイスツッコミですサッチさん！(二回目)
皆さんどうもこんにちは、ゴリラを軽く超えた女です。
※マインクラフターは特殊な訓練を受けています。

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