三十四話☆ ページ34
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「はぁ?またAが居ない…?」
また、というのはこの船に乗ってまだ日が浅かった頃Aがマルコに仕事をせがんだ結果貰った仕事(ポーション作成)をこなすためにネザーに行った事で、
『『『Aが行方不明だぁぁあああ!!!』』』
と白ひげ海賊団が大慌てした事件の事である。
今回の件に関しては100%エースが悪いのであまり大袈裟にも出来ず、とりあえず頼れる長男マルコに相談していた。
「ったくよぉ。エース、お前は本当に食い意地が張ってるよな」
「なのに食事のマナーは悪いときた」
「ぐぅ…それは、本当に反省してる…」
A家出事件(仮)の原因はデザートをエースが勝手に食べた事。
エースはもう一度作り直して貰うためにサッチも呼んでいたのだが、マルコと同じく呆れたようにため息をつかれただでさえ落ち込んでいたエースはさらにずぅぅんと暗いオーラを纏ってしまう。
とはいえこのまま放っておけば溝が深まってしまうのは目に見えているため三人で探す事にした。
……のは良いのだがこれがまた見つからない。見聞色の覇気が使えるマルコやエースが全力で探しても、だ。
「居ねぇぇ!!!どこだー!Aーッ!!!」
「おい騒ぐなエース。でもお前ら二人でも見つけられねぇってどうすりゃ…マルコ心当たりあるか?」
「…無くもない…が、正直彼処は懲り懲りだよい」
そう、心当たりがないわけではないのだ。
先程も述べたA行方不明事件で見事Aを発見したマルコは当時の事を思い出していた。
例の場所……ネザーに行くしかないのか、と思うと憂鬱で憂鬱で、しかし行かぬという選択肢は無いため本日何度目かのため息をつき二人をゲートのあるAの部屋に連れて行くことにした。
二人はまだAの部屋に入ったことがなかったのかどーん!と分かりやすく設置してあるネザゲを目にした瞬間 「え…何あれ…」 と宇宙猫になった。
分かる。自分もそうだったもん。
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マシロ_mashiro(プロフ) - 雛苺さん» 前作から見て頂きありがとうございます!こっちは話のテンポがかなりスローペースですが、よろしくお願いします(*´▽`*) (2023年3月18日 11時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
マシロ_mashiro(プロフ) - ramune0610さん» な、なんとガチ勢の方ですか!?マイクラ知識がないのがバレてしまう……!!応援ありがとうございます(*´▽`*) (2023年3月18日 11時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
ramune0610 - 初コメ失礼します いや〜マイクラガチ勢なのですごく見ててめっちゃいいですねもうすごいですまた投稿待ってます!頑張ってください!応援してます。 (2023年3月18日 11時) (レス) @page14 id: cc4e64aa01 (このIDを非表示/違反報告)
雛苺(プロフ) - マシロさんこんばんはー!2作品目待ってました(*´艸`*)とても面白くてまたまた何回も更新してるか見に行っちゃったり読みなおししてます(笑)白ひげ海賊団が大好きでまた書いてくれて嬉しいです♪これからも無理しないように頑張ってください(*´ω`*) (2023年3月16日 22時) (レス) id: 74ffc9ebbc (このIDを非表示/違反報告)
マシロ_mashiro(プロフ) - ゆゆさん» あ、それ私の作品ですね。いえいえ大丈夫ですよ!以前も間違われたことあるので笑。念の為言っておくと前作の『私を見て欲しかった』も支部で書いた『助け手に気づいて欲しくて』の転載です(一応)。 (2023年3月16日 19時) (レス) id: 664df39994 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マシロ_mashiro | 作者ホームページ:http:
作成日時:2023年3月11日 18時