二十四話 ページ26
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｢それじゃあ、そろそろ私は行くわ。また今度会いましょ｣
｢わ、分かったの｣
私が思ってた以上にソフィアはえげつないことをしたのかもしれない。
具体的な内容は分からないけど、女の子…ヘレナには近寄れなさそう
エマはたまたま1人だったから良かったけど、ヘレナの周りには誰かがいる可能性があるから、"またソフィアが変な事してる" って言いふらされるかもしれないからね
｢それで、どうだった？｣
｢やっぱり良い人だったの…ソフィアさん、昨日から性格が180度変わってるの｣
｢私も昨日の朝の試合で……｣
さて、エマの件もとりあえず一件落着？したし、次は夜の試合についてどうにかしないといけない
まぁ、正直ナワーブは私もやめとこうかなって思ってたからね…
＿俺はあんな女、大っ嫌いだ
｢…っ｣
昨日広間でたまたま盗み聞きしてしまったあの時の言葉を思い出す。…陰口とはいえ、あんなこと言われたらね
｢やぁソフィアさん、また会ったね｣
｢！？ …あ、そ、そうね…イライ｣
今度は変な声は出さない
というか、後ろから急に話しかけられるの２回目なんですが…しかも同一人物
｢実は君に話があるんだけど、今大丈夫かい？｣
｢…私に？｣
一体なんの話をするつもりなんだろう
全く検討もつかないけど、これは会話をするチャンス！
そう思い、笑顔で承諾した
すると、イライは私をどこかへ連れて行こうとした
｢ど、どこに向かうのかしら？｣
そう訪ねてもイライは無言のまま、誰もいない廊下を歩き続ける
答える気がないのならしょうがない、私は黙って着いていくことにした
｢って、ここは…｣
｢私の部屋だね｣
少し歩いて辿り着いたのはまさかのイライの部屋
自室に自ら招いてくれたのか…
いよいよイライの目的が分からなくなり、イライに目線を向けると、いつもと違うことに気がついた
｢あら、ぽ…貴方の梟はどうしたのかしら？｣
間違えて "ぽっぽちゃん" と言いそうになるのをギリギリ我慢し、肩にいる梟が居ないことを指摘する
それに対しイライは表情を全く変えず、何食わぬ顔で答える
｢あぁ、彼女なら…ほら、帰ってきた。ずっと君を見張ってもらってたんだよ｣
サラッと衝撃の事実を告げるイライ
えぇ… と思っていると、いつの間にか扉と扉の鍵を閉めているのに気がつく
｢…何で閉め、っ！｣
扉から視線を戻そうとしたその瞬間、イライに体を壁にドンッと押さえつけられる
｢君は何者だい？｣
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いちゅご - うっわぁー、今作もなかなか素っ晴らしい作品ですことぉ、いやー頑張って下さい！応援しますね！ (2021年12月8日 6時) (
レス) @page37 id: 64d6b8d47d (このIDを非表示/違反報告)
ハル - 面白いです！前作から来ました！今作も更新頑張ってください！応援してます！ (2021年12月7日 19時) (レス) @page36 id: f8a065d408 (このIDを非表示/違反報告)
水１０００ - 新作おめでとうございます。前作と対照的なんですね。とても素敵です！ というか、好きです。更新は無理せずにのんびり頑張ってくださいね。 (2021年12月4日 13時) (レス) id: 7eeeabd9b8 (このIDを非表示/違反報告)
シロツメココロ - 大変遅くなりましたが、新作おめでとうございます！ ストーリーがとても素敵で引き込まれるような…面白い作品です。更新頑張ってください。私も学生なので、無理にとは言えませんが (2021年12月4日 12時) (レス) @page21 id: 17dcd8da60 (このIDを非表示/違反報告)
焙じ茶 - とってもとっても好きです、、！更新楽しみに待ってます、頑張ってください！ (2021年11月29日 17時) (レス) @page24 id: 0167f82c96 (このIDを非表示/違反報告)
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