転生したら天才な彼から告られるって何事【ブルーロック】

１５話 ページ16

￣￣￣￣￣￣￣￣
凪「······(あー、めんどくさ)」




帰りに先生に捕まえられて、雑用を頼まれたからいつもより遅く帰っていた。早く帰ってゲームしたい




ん、教室に誰かいる
まあ、どうでもいいし、早く帰ろ






川瀬「その、響乃さんのこと前からいいなって思ってて、僕と付き合ってくれない？」






·······？響乃って、最近聞いたよな······






雨「ごめんなさい。勉強に集中したくて、でも気持ちは嬉しかった。ありがとう」





！あ、そうだ。雨の苗字······名前ばっかり呼んでたからわかんなかった

雨、告白断ったんだ







凪「·········？」






なんで、今安心したんだろう·······雨が断ったけど、相手のヤツめんどくさいな·······しつこい





雨「っ！ちょ、痛い」







俺は雨が痛がる声を聞いて、無意識に教室の扉を開けていた




雨「えっ」




なんでいるのって顔に出ている雨。彼女の手を見ると、相手の男に握られている







凪「········(嫌だな)」



他のヤツが雨に触ってるの。俺は雨の所に駆け寄り手を握り、帰ろうとする


話が終わってないと後ろで騒いでる男。正直うるさい········




川瀬「響乃さん！変人と一緒にいない方がいいよ。僕みたいな」




あー、別に変人なんて言われ慣れてるし······気にしてない






響乃「凪くんは凪くんだよ。私の友達を悪く言うなら許さない。キミよりも彼の方が信頼できる」





·······なんで。なんで、彼女はこんなに言ってくれるんだろう。自分のことじゃないのに、そんなに怒ってるんだろう。わからない······でも、なんだか暖かい気がする

１６話→←１４話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す